キャンバスに見立てたドレスに大胆な筆遣いで赤を入れた、「歩くアート」と言わんばかりのルックボッテガ・ヴェネタ( BOTTEGA VENETA )から。重ねた絵の具の立体感まで再現されているのだから圧巻。何種かバリエーションのあるこの絵の具のドレスも、こちらのカッティングの美しいミニマルなシルエットのタイプなら挑戦しやすいのでは?ドレスや、それに合わせた同色のシューズが本物のキャンバス同様、ややクリーム色を帯びているのが品の良さを伺わせる。
印象派絵画から着想を得たトーガ(TOGA)のフルーツの静物画や裸婦像プリントのアイテム。すでに巷では人気となっており、一見難しいそうに見えても、シンプルなアイテムとの組み合わせで案外馴染んでしまう不思議な魅力を持っているのが特徴。こちらのルックは、ワンピースタイプ。シースルー素材のスカート部をコクーンシルエットで作ることによって、よりドラマティックに。絵画の一部をあえて黒で塗りつぶしたことで生まれた反抗的なアティチュードと、わずかに詰まった禁欲的な印象の襟元が独特のムードを醸し出す。
アレキサンダー・ワンによる、新バレンシアガ(BALENCIAGA)よりピックアップ。美しいシルエットに定評のあるメゾンのアイデンティティには忠実に、ワンらしいシンプルでスポーティーなエッセンスを加えた。
こちらは、水に絵の具を落としていくマーブルアートを連想させるドレス。こんなアーティスティックな柄のドレスは、一枚でスタイリングが完成する優秀アイテム。ドレスアップにはもちろん、ジャケットを羽織ってオフィス使用に…。使い道の想像は膨らむ。