J.W.アンダーソンのデザイナー、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソン(Jonathan William Anderson)がLVMHグループのブランド、ロエベ(LOEWE)のクリエイティブディレクターに就任する。
スチュアート・ヴィヴァースの後任として就任する、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソンは、1984年、北アイルランド生まれの29歳。俳優としてキャリアを積む間にステージ衣装に興味を持ったのがきっかけで、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでメンズウェアデザインを学んだ。2005年にロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業。2009年秋冬コレクションでロンドンファッションウィークのオフスケジュールでデビューし、2010年秋冬よりウィメンズもスタートしている。2013年にはヴェルサス(VERSUS)と、トップショップ(TOP SHOP)とのコラボレーションコレクションを発表した。
今回の就任にあたって、アンダーソンは欧州誌に対して「LVMHはモダンラグジュアリーにおける豊富な人材や確かなノウハウなどを持っているので、共に何か新しいものを創り出せると確信しています」とコメントしている。また「古い歴史を持つレザーブランドであるロエベで働けるということにわくわくしているし、並外れたクラフトマンシップに透明感と軽さを乗せて提案したい」と続けている。