神戸市立須磨海浜水族園・須磨海浜公園が再整備され、水族館、園地、ホテル、にぎわい施設、駐車場で構成される新たな施設が誕生。2024年6月1日(土)にグランドオープンする。
JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分に位置し、神戸市民のみならず、関西圏、さらには全国の人が訪れる人気スポットとして長く愛されてきた神戸市立須磨海浜水族園・須磨海浜公園。1957年に須磨海浜水族館として開業して以来「スマスイ」の名称で親しまれ、その後、須磨海浜水族園としてリニューアルしてからも、親、子、孫へと3世代にわたって思い出を提供してきた。また、須磨海浜公園内の須磨海水浴場は、夏季になると神戸市内外から多くの人が訪れ、にぎわいを見せている。
そんな神戸市立須磨海浜水族園・須磨海浜公園が、新たな施設へと生まれ変わる。海浜リゾートパークとして、地域に愛され観光客が訪れる場となることを目指す。
須磨海浜公園は、遊具やひろばのある園地のほか、「神戸須磨シーワールド」、「神戸須磨シーワールドホテル」、ショップ・レストランのある「松の社ヴィレッジ(にぎわい施設店舗)」、駐車場で構成される。
水族館は「神戸須磨シーワールド」の名を冠して再スタート。大人も子供も楽しめる“エデュテインメント(エデュケーション+エンターテインメント)”な水族館を目指す。館内では、西日本唯一のシャチの展示、イルカとふれあい、その生態系を学ぶことができる「ドルフィンビーチ」、ワイドな水槽の前でイルカを観察できる「ドルフィンホール」を設けるなど、見どころが盛り沢山となっている。
新水族館「神戸須磨シーワールド」には、「神戸須磨シーワールドホテル」が併設。「海の夢をみる休日。」をテーマに、“海の旅にいざなう価値体験型ホテル”として、イルカとの触れ合い体験や宿泊者限定プログラムなどを用意する。
ホテル内には、国内で初めてイルカと触れ合えるプール「ドルフィンラグーン」を常設。また、水槽を備えたプレミアムルームなど全9種類の客室を備えるなど、“新・須磨エリア”における体験価値の提供を行う、魅力に溢れたホテルとなることを目指している。
須磨海浜公園の一部には、ショップ&レストランがA~C棟の3つの棟に分かれて出店。芝生を敷き詰めた「すまっこひろば」を囲うようにA棟・B棟・C棟が建ち、「松の社ヴィレッジ」としてにぎわいを創出する。スターバックス(Starbucks)や、ベーカリーカフェ「ブレッドフレーバー(BREAD FLAVOR)」、レッドロブスターといったカフェ・レストランのオープンに加え、ビーチや砂場での遊び道具、水着などの調達にも便利なムラサキスポーツがオープンする。
なお園地内のひろばは、芝生ひろば「すまっこひろば」、少年野球やサッカー、運動会、グラウンドゴルフなどを楽しめる「コミュニティひろば」、運動移設「テニスコート」「グラウンド」、ダンスや大道芸を披露できるステージ「海のひろば」、イベント、マルシェ、キッチンカーが出店する「BE KOBEひろば」で構成。いずれも無料で自由に遊ぶことが可能だ。予約をすれば団体でのイベントにも使用可能なので、幅広く利用できそう。
また「BE KOBEひろば」には、神戸のメリケンパークなどに設置されていることでも知られるBE KOBEモニュメントを新たに設置予定。モニュメントと共に神戸旅行の記念撮影を楽しむことができる。
【詳細】
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業
グランドオープン日:2024年6月1日(土)
住所:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目、須磨浦通1丁目
交通アクセス:JR神戸線「須磨海浜公園」駅より徒歩5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩10分
■松の社ヴィレッジ出店店舗
スターバックス、ムラサキスポーツ、ブレッドフレーバー、レッドロブスター、YURT カフェ&BBQ パーク