2013年10月9日(水)にバリー(Bally)が、エベレスト人類登頂60周年を記念したカクテルパーティを行う。エベレスト初登頂時に履かれていたものと同じブーツを一夜限り、日本で初公開する。
1953年に登山家エドモンド・ヒラリーが世界最高峰の登頂に成功した際、同行したテンジン・ノルゲイがバリーのレインディア・ヒマラヤブーツを履いていたという。この日は、ノルゲイが履いていたものと同じモデルをスイスの博物館から取り寄せ、バリー銀座店でお披露目する。
バリーは2013年秋冬シーズンに、メンズの「エベレスト カプセルコレクション」をロンドンで発表している。エベレストをテーマに、ブーツをはじめ、コートやニットなど、防寒性にすぐれたアイテムを多数展開。中でも、今回お披露目されたレインディア・ヒマラヤブーツを再現したブーツは目玉アイテム。トナカイの毛を使用した温かみのあるデザインが特徴だ。そのほか、冒険をイメージさせる3種のメンズブーツも。昔ながらのレースアップをほどこしたブーツは、金具は60年前と同じ工場のものを使用するなど、当時と変わらないブーツの魅力ををアピールした。
またレディースは、スイスの高級リゾート地のサンモリッツからインスパイア。インパクトのあるブーツもヒールやさりげなくファーを使用し、女性らしさをプラスしている。
左) 60年前に生産されたレインディア・ヒマラヤブーツ
右) レインディア・ヒマラヤブーツ ¥231,000 ※受注販売のみ
パーティ前の取材では、60年前にレインディア・ヒマラヤブーツを履いてエベレスト登頂に同行したテンジン・ノルゲイの息子であるジャムリング・テンジン・ノルゲイが出席。また女優の剛力彩芽もバリーのブーツを履いてお祝いに駆けつけた。最近挑戦してみたいことについて尋ねられると、「たまたまですが、本当に最近ずっと登山がしてみたいんです」とコメントした。
最近では、日本人の三浦雄一郎も80歳でエベレスト登頂に成功し話題となった。寒い季節も上質なアイテムを選んで、自分らしく様々なことに”挑戦”したい。