企画展「吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽─幕末風刺画と大津絵─ 〜田河水泡コレクションを中心に〜」が、町田市立国際版画美術館にて、2022年3月12日(土)から4月10日(日)まで開催される。
浮世絵には、屈託のない笑いから福徳への願い、そして世の中の不安や不安まで、人びとの感情がユーモラスに表現されたものが数多く存在する。そこには、幕末から明治にかけての激動の時代を、ユーモアで乗り切ろうとした人びとの思いを垣間見ることができる。
企画展「吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽─幕末風刺画と大津絵─ 〜田河水泡コレクションを中心に〜」では、浮世絵に見られるユーモラスな表現に着目。漫画『のらくろ』の作者・田河水泡(たがわ すいほう)が収集したコレクションを中心に、町田市立国際版画美術館が所蔵する浮世絵の戯画や風刺画、素朴な滑稽さを特徴とする大津絵など約140点を展示する。
会場では、変幻自在な表現で幕末の世相を描いた歌川国芳をはじめ、歌川広重、河鍋暁斎、一恵斎芳幾、月岡芳年、小林清親など、幕末から明治にかけて活躍した絵師の作品を一堂に紹介。
国芳の《人をばかにした人だ》や《荷宝蔵壁のむだ書》といった戯画、鯰絵、戊辰戦争を風刺した錦絵、そして大津絵など、ユーモアあふれる作品の数々を楽しむことができる。
企画展「吉例浮世絵大公開! 江戸の滑稽─幕末風刺画と大津絵─ 〜田河水泡コレクションを中心に〜」
会期:2022年3月12日(土)〜4月10日(日)
会場:町田市立国際版画美術館
住所:東京都町田市原町田4-28-1
開館時間:平日 10:00〜17:00 / 土日祝 10:00〜17:30(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(3月21日(月・祝)は開館)、3月22日(火)
観覧料:一般 800円(600円)、大学・高校生 400円(300円)、小・中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)、精神障がい者保健福祉手帳の所持者および付添者1名は半額
※展覧会初日(3月12日(土))は入場無料
※シルバーデー(3月23日(水))は65歳以上は入場無料
※会期・関連イベントなどは変更となる場合あり(来館前に美術館ホームページないしSNSを確認のこと)
【問い合わせ先】
町田市役所代表電話
TEL:042-722-3111