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■寺の尼役...小林綾子

『破戒』場面カット|写真11

■小学校校⻑役...本田博太郎

『破戒』場面カット|写真13

■猪子の政治的宿敵・高柳役...大東駿介

監督は前⽥和男

監督は、椎名桔平主演の映画『発熱天使』や、キネマ旬報「⽂化映画部⾨」ベストテン7位の『みみをすます』を手掛けてきた前⽥和男。脚本は、『クライマーズ・ハイ』『孤⾼のメス』『ふしぎな岬の物語』で⽇本アカデミー賞優秀脚本賞受賞歴を持つ巨匠・加藤正⼈と、『バトル・ロワイアル II 鎮魂歌』で第58回毎⽇映画コンクール脚本賞を受賞した⽊⽥紀⽣が担当する。

映画『破戒』あらすじ

『破戒』場面カット|写真15

この戒めを破り、明日を生きる

瀬川丑松は、自分が被差別部落出身ということを隠して、地元を離れ、ある小学校の教員として奉職する。彼は、その出自を隠し通すよう、亡くなった父からの強い戒めを受けていた。彼は生徒に慕われる良い教師だったが、出自を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで心を乱しつつも、下宿先の士族出身の女性・志保との恋に心を焦がしていた。

友人の同僚教師・銀之助の支えはあったが、学校では丑松の出自についての疑念も抱かれ始め、丑松の立場は危ういものになっていく。苦しみのなか丑松は、被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎に傾倒していく。

猪子宛に手紙を書いたところ、思いがけず猪子と対面する機会を得るが、丑松は猪子にすら、自分の出自を告白することができなかった。そんな中、猪子の演説会が開かれる。丑松は、「人間はみな等しく尊厳をもつものだ」という猪子の言葉に強い感動を覚えるが、猪子は演説後、政敵の放った暴漢に襲われる。

この事件がきっかけとなり、丑松はある決意を胸に、教え子たちが待つ最後の教壇へ立とうとする。

【詳細】
映画『破戒』
公開日:2022年7⽉8⽇(⾦)より丸の内TOEIほか全国公開
原作:島崎藤村『破戒』
脚本:加藤正⼈、⽊⽥紀⽣
監督:前⽥和男
⾳楽:かみむら周平
出演:間宮祥太朗、⽯井杏奈、矢本悠馬、高橋和也、⼩林綾⼦、七瀬公、ウーイェイよしたか(スマイル)、⼤東駿介、⽵中直⼈、本田博太郎、田中要次、石橋蓮司、眞島秀和
配給:東映ビデオ

©全国⽔平社創⽴ 100 周年記念映画製作委員会

Photos(21枚)

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