ハナエモリ(HANAE MORI)の創設者・森英恵の特別展「追悼 森英恵」が、島根県立石見美術館にて、2022年12月22日(木)から2023年1月29日(日)まで開催される。
戦後日本のファッション界で先駆的な役割を果たしたデザイナー、森英恵。1926年島根に生まれた森は、第二次世界大戦後の復興期にファッションデザイナーとして活動を始め、1965年にニューヨークで海外初のショーを開催、そして1977年には東洋人としては初めてパリ・オートクチュール組合の会員となった。70年以上にわたって世界的に活躍してきた森は、2022年8月にこの世を去っている。
島根県立石見美術館は、森英恵の郷里の美術館として、2005年の開館前から助言を受けるとともに、作品を寄贈されるなど、長く関わりを持ってきた。特別展「追悼 森英恵」では、同館の収蔵作品や資料などを通して森との関わりに光をあて、多岐にわたるその活動をあらためて紹介する。
会場では、日本美術の要素を取り入れた《ジャンプスーツ、カフタン「菊のパジャマドレス」》や、森を象徴するモチーフ・蝶を大胆にあしらった《カフタン、ドレス》など、森が手がけた衣服の数々に加えて、『森英恵流行通信』なども目にすることができる。
特別展「追悼 森英恵」
会期:2022年12月22日(木)~2023年1月29日(日)
会場:島根県立石見美術館 展示室B
住所:島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
開館時間:9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
休館日:火曜日、年末年始(12月29日(木)〜1月3日(火))
観覧料:一般 300円(240円)、大学生 200円(160円)、高校生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※各種障がい者手帳、被爆者健康手帳の所持者および介助者(1名まで)は入場無料
※開館状況や展覧会の会期などは変更となる場合あり(来館時にはグラントワホームページにて最新情報を確認のこと)
【問い合わせ先】
TEL:0856-31-1860 (グラントワ代表)