ミュウミュウ(MIU MIU)ショートフィルムプロジェクト「THE MIU MIU WOMEN'S TALES(女性たちの物語)」の、第7弾目の新作フィルム『Spark and Light』が完成。2014年2月、ニューヨークファッションウィーク開催中に現地で初上映された。
ミュウミュウが女性監督たちに依頼して実現したショートフィルムプロジェクトは、21世紀の女性らしさを鋭い視点で称える。国際的に活躍する女性映画監督が撮影した作品は、女性ならではの感性で、美しく、妖しく、そして幻想的な世界を色鮮やかに描いてきた。また「女性たちの物語」の見どころは、出演する女優やモデルだけでなく、作品を通じてミュウミュウのウェアが重要な役割を果たしているところにもある。
シリーズ第7作目となる『Spark and Light』は、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の孫娘ライリー・キーオ(Riley Keough)が主演し、監督は韓国系アメリカ人のキム・ヨソンが務めた。フィルムは幼い子供が大人になり、やがて死に向かっていくという“人生のうつろい”にスポットを当て、シリーズに知的で情感豊かなカラーを加えた。
キム・ヨソン監督は、ミュウミュウの2014年春夏コレクションからも強くインスピレーションを受け、幻想的で新たな装いを提案。主人公のエリザベスが助けを求めて訪ねる家の壁紙は、夢の中で現れる母親やその友人たちが着用するプリントと重なる。ネオシノワズリで描かれた鳥、顔、猫のプリントモチーフについて、監督は「繰り返し登場する、安らぎと愛のシンボル」と表現し、「ファッションが人格の一部になってくるのです。私としては、これは偉大な進歩でした」と本作について感想を述べている。
【作品情報】
ミュウミュウ ショートフィルムプロジェクト「THE MIU MIU WOMEN'S TALES」
『Spark and Light』
監督:キム・ソヨン
出演:ライリー・キーオ
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