サンディ・パウエルは映画の衣装デザイナー。イギリス出身。ロンドン・パンク界に身を置いていたそう。 映画に関わる際には、まず脚本を読み砕き、監督がどんなビジョンを持ち、どういったものを創り出したいか、きっちりと理解するところから始める。衣装をデザインする上では、時代設定をもっている作品であれば、その時代に創られた絵画や書籍、洋服を徹底的に調べるという。制約がないと、時代設定を自ら考えるというポイントが重要になると話している。 これまでに『恋におちたシェイクスピア』、『アビエイター』、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』と3作品で、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞。『シンデレラ』 の衣装もサンディ・パウエルが手掛けており、スワロフスキーをあしらったシンデレラのドレスは大きな注目を集めた。