ソール・ライター(Saul Leiter、1923-2013)は、アメリカの写真家。ピッツバーグ出身。1950-60年代のニューヨークをモノクロのスナップ写真で捉え、また、ライターは『ハーパーズ・バザー』のファッション写真なども手がけた。その後、晩年は「カラー写真のパイオニア」として活躍。50代で表舞台から姿を消したものの、80代となった2006年、初の写真集『Early Color』を刊行してふたたび注目を集めた。「私たちが見るものすべてが写真になる」という言葉を残している。