川島理一郎(かわしま りいちろう、1886-1971)は、日本の洋画家。栃木・足利出身。1905年にアメリカに渡って美術を学び、1911年にはフランスに渡る。パリでは川島はパブロ・ピカソや藤田嗣治などと交流しつつ、自身の作風を確立。アジア諸国を旅し、各地の風景や人びとを描いた作品も制作。単純化された形態と明るい色彩、力強いマティエールによる作品を手がけた。自身のアトリエで「金曜会」を主宰して若手を育成したり、資生堂意匠部の嘱託員として、デザインの領域でも活躍した。
2023.4.15(土)~2023.6.18(日) 開催