1991年、デザイナーのブノア・ジャマンとイザベル・マリー・ピュエッシュによって設立。
ジャマン・ピュエッシュ(JAMIN PUECH)は、フランスのアクセサリーブランド。バッグを中心に展開している。
デザイナーのブノア・ジャマンはベルソーにて、イザベル・マリー・ピュエッシュはエスモードにてファッションを学んだ。新人デザイナーの登竜門ともいえるイエール青年クリエイターヨーロッパで1位を獲得。その当時の審査員にはミッシェル ペリー、ジョン ガリアーノらがその名を連ねる。
1992年、ニューヨークの高級百貨店バーグドルフ・グッドマンが同年春夏のファーストコレクションを展開。バーグドルフ・グッドマン用にクルーズ・コレクションのデザインを行なった。パリの合同展示会プルミエール・クラスに秋冬コレクションを出展。
1993年、アメリカ進出。ロンドンにおいてアリ・カペリーノのショー用アクセサリーデザインを担当。パリのメゾン「クロエ」「カール ラガーフェルド」「バルマン」とコラボレーションし、それぞれのアクセサリーデザインを手がける。ギャラリー「ス・ソワ」で初の個展を開催。
1996年、パリに初の直営店をオープン。後にニューヨークに世界で2番目となる直営店をオープン。アルベール エルバスが手がける「ギ ラロッシュ」とコラボレーション。
1997年、カール・ラガーフェルドからの依頼により、シャネルのプレタポルテのバックを4シーズン製作。
2001年9月、直営店を日本(東京 表参道)にオープン。
2003年、パリのカンボン通り、ミラノにショップをオープン。パリの高級百貨店プランタンにコーナー展開。
2009年、バービー15周年を記念してジャマン・ピエッシュがバービーを装飾。
2012年現在、世界に250の販売拠点を持ち、フランスに5店舗、イタリア、スペイン、アメリカに各1店舗、日本に2店舗の直営店を持つ。
従来、革小物には使用されたことのないオリジナルの素材と、伝統に根差した職人芸を駆使した生産方法を探求し、現代的な感覚で、独創性溢れるバックをデザインする。彼らが生み出す自然体で、ある種独特なパリのウィットや感性を感じさせる商品は、バッグ業界に新しい風をもたらしつづけている。