1906年、イギリスのロンドンにて「アンダーソン&シェパード」創業。
アンダーソン&シェパードはサヴィル・ロウの老舗テーラー。
快適で機能性を持ちながら、さり気ないエレガンスを持つオーダーメイドのスーツが高く評価されている。100 年以上にわたり、長い歴史の中でそれを忠実に守り続け、財界、アーティスト、俳優と著名人に愛されてきた。
流麗な仕立てのドレープスーツの技術は他とは異なるスタイルで、「ロンドンカット」「イングリッシュ ドレープ カット」とも呼ばれる。
袖の上部に位置する高く小さなアームホールが、首の近くにゆとりを与え、これにより、腕の動きが快適となる。この特性に加え、ナチュラルなボディラインがより動きを自由にし、非常に着心地の良さとエレガントな雰囲気を生み出す。
スウェーデン出身のグスタフ・アンダーソン(Per Anderson)は、ドレープスタイルのスーツの生みの親と言われる伝説のテーラー、フレデリック・ショルツ(Frederick Scholte)の元でカッターを務め、その後、独立。1906年、ロンドンにて創業。
1930年代になると、ゲーリー・クーパー、ローレンスオリヴィエなどの名優が着用。こうしてアンダーソン&シェパードのスーツスタイルが広がっていった。その後、マノロ ブラニク、チャールズ皇太子が顧客となった。2011年には、既製服店をオープン。2012年にチャールズ皇太子がビスポークショップを公式訪問している。
また、アンダーソン&シェパードはアレキサンダー・マックイーンが10代の頃、テーラリングを学んだことでも有名で、服作りの基礎を学んだ。