マリーエレーヌ ドゥ タイヤック(Marie-Helene de Taillac)は、フランスのジュエリーブランド。
「色石の魔術師」とも呼ばれるほど、鮮やかな色彩のカラーストーンを使ったジュエリー作りをと得意とする。マリーエレーヌ ドゥ タイヤックのジュエリーは、ダイヤモンドやルビー、エメラルドといった貴石や、それ以外の半貴石というストーンを区別することなく、カラフルなカラーストーンを厳選。インドの伝統的な技術と現代的なデザインを融合。インドの職人たちが一つひとつ丁寧に手作業で制作している。ジュエリーはすべて一点もの。
創業者はフランスのジュエリーデザイナー、マリーエレーヌ ドゥ タイヤック。フランスの名門貴族出身。中東・レバノン、北アフリカ・リビヤ、フランス・ パリなどインターナショナルな環境で幼少期を過ごし、18歳からロンドンに拠点を移すし、ファッションビジネスのキャリアを積む。
1995年、インド・ジャイプールで出会った金細工職人の技術、色石の美しさに感銘を受けて、マリーエレーヌ ドゥ タイヤックが自身のブランドをスタート。
1996年、自身のジュエリーブランド「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック」をスタートし、デビューコレクションを発表する。
1997年、色石を使ったカボションリングを発表。大胆な石の組み合わせが反響を呼び、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)などが買い付けを行う。宝飾界に革命とも呼ばれ、後に、パリの装飾美術館にも収蔵。同年、マルチカラーの石を手編みしたゴールドのチェーンと合わせた、レインボーカラーのネックレスを発売する。
2016年、西日本初となる店舗を大阪・阪急うめだ本店にオープン。