1978年、世界を震撼させる事件がイタリアで起こる。アルド・モーロ元首相が極左テロ組織「赤い旅団」によって誘拐、暗殺された。劇中に6つのエピソードを設け、それぞれにパウロ6世(ローマ教皇)、モーロの妻、内務相など中心的な人物を配置し、多角的な視点で謎めいた事件の真相を浮かび上がらせようと挑む。
映画『夜のロケーション』は、巨匠マルコ・ベロッキオが監督を務めた上映時間330分の超大作。カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、絶賛された。ファブリツィオ・ジフーニ、マルゲリータ・ブイ、トニ・セルヴィッロが出演。