特別展「生誕100年 山下清展―百年目の大回想」が、SOMPO美術館にて2023年6月24日(土)から9月10日(日)まで開催される。兵庫の神戸ファッション美術館などでも開催された巡回展だ。
山下清は、「日本のゴッホ」とも呼ばれた放浪の天才画家だ。1922年東京・浅草に生まれ、18歳で放浪の旅を開始。放浪から戻るたびに、気ままな旅で見た風景を細部まで正確に思い出し、緻密で繊細、色鮮やかな貼絵の数々を生み出した。加えて、油絵や水彩画、ペン画、陶磁器などの作品も多く手掛けていた。
展覧会「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」では、“懐かしさ”を覚える“日本の原風景”と称される代表的な貼絵を中心に、子ども時代の鉛筆画や後年の油彩、陶磁器、ペン画など約190点を展示。
また、旅を共にしたリュックや浴衣、所蔵していた画集など関連資料と共に制作活動や人物像を浮き彫りにし、山下清の真の姿に迫る。
なお東京会場では、山下清が1964年のオリンピック東京大会の開会式を描いた水彩画《日本、しっかり》を特別に展示。普段目にすることのできない、貴重な作品を鑑賞することができる。
【詳細】
展覧会「生誕100年 山下清展―百年目の大回想」
会期:2023年6月24日(土)~9月10日(日)
会場:SOMPO美術館
住所:東京都新宿区西新宿1-26-1
休館日:月曜日
※ただし7月17日(月)は開館。
※台風、大雪などにより、JR等が計画運休となった際には臨時休館とする場合あり。
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
観覧料:一般 1,400円(1,300円)、大学生 1,100円(1,000円)、小中高生 無料、障がい者手帳所持者 無料
※( )内は事前購入の値段。
※大学生には大学院生ならびに専門学校生を含む。入場時に学生証を提示。
※中高生は入場時に学生証を提示。
※障がい者手帳の対象は、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳・被爆者健康手帳の4種。被爆者健康手帳は本人のみ、他3種は介助者1名まで無料。入場時に手帳を提示。
※本展では団体券の販売なし。
※展示室内が混雑し、一定の人数を超えた場合は入場制限を行う可能性あり。
※画像の無断転載を禁ずる。
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)