進んでいくと、映画でも印象的な「雪だるまつくろう」をアナが歌うシーンへ。ボートが右に廻船するとドアが回転。ドアの内側の暗い部屋にはひとり悲し気な表情のエルサがおり、ボートはそんなエルサを後ろにして次へと向かう。
肖像画ギャラリーに入ると、そこには戴冠式を迎えて気持ちが高ぶる大人になったアナの姿が。ロマンティックな絵画の前で「生まれたはじめて」を嬉しそうに歌う。さらに進むと図書室が広がり、ボートは一時停止。大人になったエルサが、勇気を振り絞るように「生まれてはじめて」を披露する。
夜の場面になるとアナとハンスが2人で「とびら開けて」を歌いながら踊るシーンがスタート。
しかし楽し気な雰囲気から一変。いよいよ城の中へとボートが入るとエルサの姿が。どうしていつも1人いるのかと問うアナに、怒ったエルサは思わず氷の魔法を放ってしまう。
凍った滝と凍った柳が輝く場所に到着すると、雪だるまのオラフ、アナ、クリストフ、スヴェンが登場。ノースマウンテンを登っていくと、雪に覆われた景色の中で「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌唱しするエルサに出会う。指揮をするかのように優雅に手を振りながら、氷の宮殿を築いていく。
渦を巻く吹雪の中、冬を終わらせてほしいと頼むアナに、エルサの氷の魔法がぶつかってしまう。胸をおさえて倒れ込むアナ、エルサに向かって剣を振り上げるハンスの姿が映し出され、ボートは次のシーンへ。
アレンデールの港に辿りついたボート。そこには仲直りしたアナとエルサの姿と、それを嬉しそうに見守るオラフがいる。そして宮殿の中庭に到着すると、アナ、エルサ、オラフ、クリストフ、スヴェンたちが楽し気に過ごす様子を見ることができる。
乗り物に乗るまで待機する時間も楽しめるのもポイント。建物内に入るとまずは「ファミリールーム」が広がる。ここには、アナとエルサの幼い姿や、両親との家族写真など、肖像画が掛けられている。また、続く「温室」は花が咲き乱れる“城の温室”で、ガラスの屋根から夕暮れの空、そして遠くには輝くオーロラを目にすることができる。時折オラフがひょっこりと顔を出すことも。壁にはアナのマントと帽子がかけられており、ここから外へ出かけるのかなと思いを巡らせることが可能だ。
次の「プレイルーム」は、木のおもちゃや人形が棚に並び、部屋の中央には「雪だるまつくろう」などの映画のメロディーが流れる大きなオルゴールが置かれた部屋。アナやオラフの人形は動く仕掛けつきだ。