特別展「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」が、広島県立美術館にて、2023年10月6日(金)から11月26日(日)まで開催される。東京のSOMPO美術館などでも開催された巡回展だ。
ボタニカル・アートとは、薬草学や植物学の科学的研究を目的として、精緻に描かれた植物画のことだ。17世紀の大航海時代には、珍しい植物を追い求めた人々の周辺で数多くのボタニカル・アートが手がけられ、専門の画家も活躍するなど急速に発展している。
特別展「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」は、こうしたボタニカル・アートのうち、食物となる植物を描いた作品を紹介。キャベツやジャガイモ、リンゴ、シナモン、ローズマリーなど、身近なものから珍しいものまで、多様な植物を描いたボタニカル・アート作品を目にすることができる。
また、本展では、イギリスの歴史と文化を、食の視点から紹介。イギリスにおける喫茶の習慣、コーヒー・ハウスが金融や政治といった場で果たした役割、イギリスにもたらされた野菜、果物、ハーブやスパイスなどに光をあててゆく。
特別展「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」
会期:2023年10月6日(金)~11月26日(日)
会場:広島県立美術館
住所:広島市中区上幟町2-22
開館時間:9:00〜17:00(金曜日は19:00まで開館)
※10月6日(金)は10:00開場
※入場はいずれも閉館30分前まで
観覧料:一般 1,400円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 700円
※前売および20名以上の団体は、当日料金より各200円引き
※前売券は、広島県立美術館、セブンチケット(セブンコード 101-878)、ローソンチケット(Lコード 62198)、チケットぴあ(Pコード 686-576)ほかにて販売
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳の提示者および介助者
(1名まで)の当日料金は半額
【問い合わせ先】
広島県立美術館
TEL:082-221-6246