アクオド(ACUOD)の2024年春夏コレクションが2023年10月5日(木)、東京・レッド 東京タワー スカイスタジアム(RED°TOKYO TOWER SKY STADIUM)で開催された。ランウェイには、BE:FIRSTのRYOKIとして活動する俳優・三山凌輝らがモデルとして参加した。
今季よりアクオド バイ チャヌからブランド名を改め、新たなスタートを切ったアクオド。デザイナー・チャヌ自身が内面を見つめ直すことで、自己との闘いの結末を迎え、自己を再発見して新たな展望へ向かっていく『アベンジャーズ/エンドゲーム』をテーマに掲げた。自らを犠牲にしてでも人のために能力を使うヒーローのように、纏う人に喜び・楽しさを与えるコレクションを展開する。
今季を象徴するのは、スポーティーかつ軽やかなルック。メッシュなど透け感のある素材に、ミリタリー調のポケットをあしらったジャケットやトップスが、歩くたびに“ふわりと”流れるシルエットを描き出す。足元はいずれもアディダス(adidas)のラインソックスとスニーカーでまとめ、コレクション全体に統一感をもたせた。
大胆なグラフィックデザインも今季ならでは。万華鏡のように美しい幾何学模様のモチーフを、全面にあしらった総柄トップスから、アクセントとして生地やポケットに配したウェア、さらにバッグにまで幅広く使用していたのが特徴だ。また、これまでのアクオドでは珍しかったミニマルなシルエットのパンツにもグラフィックが施されていた。
アクオドと俳優・三山凌輝のコラボレーションジュエリーも見逃せない。スターリングシルバーにゴールド仕上げを施したチェーンのネックレスは、三山凌輝のオリジナルキャラクター「りょき坊主くん」の立体的チャームを組み合わせることで、力強さと遊び心の効いたデザインに。ネックレスのほか、リングやピアスなど全4アイテムを展開する。
カラーパレットは、ホワイトやブラックのモノトーンをベースに、ポイントとして“赤・青・黄・緑・ピンク”の戦隊カラーを採用。戦隊モノのミュージックが流れる中、モデルが着用しているウェアのカラーに合わせて、会場のスクリーンに同色のグラフィックが映し出されるといった、臨場感あふれる演出も印象的だった。