包みこまれるようなクッションに寝ころび、天井に投影された映像を観賞する《Blooming Emotions》。ピンク色の光に包まれた空間の中で、幻想的に光を受ける花々を眺めれば、儚くとも力強く咲き誇る“いのちの息吹”に包みこまれていく感覚を味わえるはず。こちらも夜になるとカーテンが開き、地上200mの東京の夜景とともに展示を楽しめる。
全11作品のラストを飾るのは、これまでの鮮やかな色彩から一転、白と黒の穏やかな世界に包まれる《Embracing Lights》。正面のスクリーンには、渓谷の奥にある清らかな水面や、深い森の中の木漏れ日、厳寒の中で輝くダイヤモンドダスト、夕陽に照らされる海など、過去から現在まで人々が“祈り”を感じてきた空間が映し出され、鑑賞者の心を静かにヒーリングしてゆく。
また本展の開催を記念し、会場でしか手に入らないオリジナルグッズも発売へ。フェティコ(FETICO)、キディル(KIDILL)、M A S U(エム エー エス ユー)、テンダーパーソン(TENDER PERSON)のデザイナーとコラボレーションしたアパレルアイテムを限定販売するほか、ポーラ(POLA)やガトーフェスタ ハラダ(GATEAU FESTA HARADA)とのアイテムも展開する。
「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」と、「TOKYO NODE」館内の飲食店によるコラボレーションメニューもチェックしたい。中でも注目は、フランスでアジア人初となるフレンチミシュラン3つ星を獲得したシェフ・小林圭が手がける「ケイコレクション パリ(KEI Collection PARIS)」の特別なスイーツ。
たとえば、「フランボワーズのパルフェ」は、フランボワーズのジュレ、フィアンティーヌ(フレーク)、ソルベなどが美しく折り重なった、見た目にも華やかなパルフェ。トップには、蜷川のモチーフでもある“花”をイメージしたチョコレートを飾っている。また、パッションフルーツ・カシス・フランボワーズの3種のマカロンは、手のひら大の“大ぶりサイズ”で用意。思わず写真を撮りたくなるような、色鮮やかなビジュアルに注目だ。
展覧会「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」
会期:2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C
住所:東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F
開館時間:月・水・木・日曜日、祝日 10:00〜20:00 / 火曜日 10:00〜17:00 / 金・土曜日、祝前日 10:00〜21:00
※入場はいずれも閉館30分前まで
※年末年始の開館日時は、以下の通り。
2023年12月31日(日) 10:00~20:00(短縮営業)
2024年1月1日(月) 休館
2024年1月2日(火) 休館
■観覧料
・通常
平日=一般 2,500円、高校・大学生 2,000円、小・中学生 800円
土・日曜日、祝日=一般 2,800円、高校・大学生 2,200円、小・中学生 1,000円
※チケットは、公式サイトチケットページにて販売
※障がい者手帳の所持者もチケットの購入が必要。未就学児、障がい者の介助者の方(1名まで)は、チケット購入者と同時入場にかぎり、無料で同伴可
【問い合わせ先】
TOKYO NODE インフォーメーション
TEL:03-6433-8200(受付時間 10:00~18:00)
特設サイト:https://tokyonode.jp/sp/eim/