監督を務めるのは、音を立てたら即死の“何か”から逃げる予測不能のホラー映画『クワイエット・プレイス』を手掛けたジョン・クラシンスキー。映画『ブルー きみは大丈夫』は、ジョンにとって7年越しの作品となる。
クラシンスキー監督は、かねてより自身のイマジネーションのベースの1つにスタジオジブリの宮崎駿監督を上げており、その中に『となりのトトロ』などの作品も含まれると明らかにしている。
『ブルー きみは大丈夫』についても「(映画業界で働くものは)誰もが宮崎作品には影響されています。彼の作品を知らない人なんていないでしょう。最高峰の作家です。彼の作品は本当に心に響くんです。僕もそんな作品を作りたくて。(今はまだ)遠く及ばないけども」と語っている。
映画『ブルー きみは大丈夫』には、ジョン・クラシンスキーをリスペクトする豪華俳優陣が集結。「デッドプール」シリーズや、映画『名探偵ピカチュウ』でピカチュウの声を担当したライアン・レイノルズが出演するほか、『怪盗グルーのミニオン大脱走』などで怪盗グルーの声を務めたことでも知られる俳優でコメディアンのスティーヴ・カレルがブルー役の声を担当する。
また、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェルらが、ユニークなキャラクターたちの声を担当する。
日本語吹替版にて、Kis-My-Ft2の宮田俊哉がブルー役の吹替を担当する。芸能界屈指のアニメ好きでも知られる宮田が実写洋画映画の吹替声優を務めるのは、映画『ブルー きみは大丈夫』が初となる。大きくてもふもふ、一生懸命だけどいつも空回り気味のチャーミングなブルーを、どのように演じるのか注目だ。また、孤独を抱えた少女ビー役は稲垣来泉が吹替を担当する。
幼い頃に母親を亡くした13歳の少女ビーは、ある日、おばあちゃんの家で、”子供にしか見えない不思議なもふもふ“ブルーと出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になって彼の事を忘れてしまい、居場所が無くなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命に。少女は、大人だけどブルーが見える隣人の男の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すのだった。
【作品詳細】
映画『ブルー きみは大丈夫』
公開日:2024年6月14日(金)
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
出演:ケイリー・フレミング、ライアン・レイノルズ
声の出演:スティーヴ・カレル、マット・デイモン、エミリー・ブラント、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、オークワフィナ、サム・ロックウェル、ルイス・ゴセット・J r
吹替版声優:宮田俊哉、稲垣来泉、加瀬康之、浪川大輔、三森すずこ、高島雅羅、上田燿司、大塚明夫、甲斐田裕子、神谷浩史、桐本拓哉、小山力也、島﨑信長、下野紘、諏訪部順一、園崎未恵、高乃麗、津田健次郎、早見沙織、平田広明、本名陽子、麦人、森川智之
配給:東和ピクチャーズ
原題:IF