プーマ(PUMA)がニューヨーク出身のイラストレーター/デザイナー、ソフィア・チャンとコラボレートした2014秋冬コレクションを発表。2014年7月下旬にスニーカーやフーディ、プルオーバーなどが発売される。
ソフィア・チャンは、生まれも育ちもニューヨークのエキセントリックな作品が代表的なクリエイター。現在は自らのクリエイティブ・エージェンシーを構え、グラフィックやWEBデザイン、アパレルなど幅広い分野でその才能を発揮している。
左から) Trinomic Wedge S Chang 1,6000円+税、Basket Classic Mid X S Chang 1,5000円+税
今回初登場するソフィアのコレクションは、ニューヨークのブルックリンからインスピレーションを受け誕生した。ニューヨークを彷彿とさせる手の込んだグラフィックが印象的なブルゾンや、ブルックリンのロゴがシンプルに入ったスウェットなどが登場する。
その他にも、オールブラックタイプやパステルカラーとインヒールが特徴のガーリーなデザインのプーマのハイテクスニーカー「ディスクプレイズ」や、60年代のアメリカのバスケットボールコートをフィーチャーしたアイコンを全面にプリントしたレザーシューズなども展開。
ニューヨークの活気あふれるストリートスタイルと、ポップカルチャーからインスパイアされたソフィアのイラストレーションが、プーマのスポーティースタイルに遊び心でアクセントを加えた、パワフルでオリジナリティあふれるコレクションに仕上がっている。
プーマは、コラボレーションラインであるプーマ セレクトの2014年秋冬コレクションを、2014年6月に東京・表参道にてショー形式で発表。この日会場に訪れた彼女に、プーマとコラボレーションした自身のコレクションについて話を伺った。
今回のコレクションでは、ニューヨークのどんな魅力を表現しましたか?
ソフィア:ニューヨークは世界中で有名な都市なので、皆さん既にいろんなイメージを持たれていると思います。例えば橋だったり、タクシーだったり、消防車だったり。見たことのあるものを描き、すぐにニューヨークだと分かるようにしました。
プーマとのコラボレーションでこだわった事を教えて下さい。
ソフィア:今までいろんなブランドとコラボレーションしましたが、実は今回のようにメンズとレディースが揃うフルコレクションをデザインしたのは、プーマが初めてです。学生時代はプーマのお店でアルバイトをしたこともあるので、そこに自分のコレクションが並ぶというのは、とてもわくわくします。
自身のイラストをプロダクトに落とし込むことに、難しさを感じますか?
ソフィア:難しいというよりは、新しいチャレンジだと考えています。もともとイラストはフラットなもので、パッケージデザインにしたり、ウェブサイトに落とし込んだりできます。ウェブサイトも、コンピューターで見るのと携帯で見るのとでも違うので。今回の洋服は、自分にとって新しい“キャンバス”のようなものですね。