横浜市中区海岸通り地区の旧横濱ビル跡地に、複合ビルが誕生へ。竣工は2027年1月末を予定。
横浜・みなとみらい線馬車道駅すぐの旧横濱ビル跡地における「(仮称) 横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」は、横浜都心・臨海地域全体の都市再生を図る再開発プロジェクト。計画地周辺では、横浜市旧市庁舎街区の新複合施設や北仲通北地区の新ビル、新港地区にはよこはま新港合同庁舎が完成予定となっており、今度さらなる来街者の増加が期待されている。
新たに誕生する施設は、地上21階、地下1階、塔屋1階の高さ約100mの建物へ。低層部には飲食店舗がオープンする。
低層部は、隣接する歴史的な建築物・横浜郵船ビルの印象的な角面を継承したデザインに。横浜郵船ビルと調和した景観を形成していく。
また、「海の風景と海岸通りの街並みをやわらかくつなぐグラデーション」をデザインコンセプトに、海を感じさせるゆらぎのデザインを用いるほか、舗装パターンでグラデーションをつけた温かみのある色合いの舗装材で、店舗前の賑わいや心地よい滞在を演出する。
なお、海岸通りから海側へと続くプロムナードも整備。水際線プロムナードと共に、地区全体の回遊を促す。
「(仮称) 横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」
竣工:2027年1月末(予定)
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通3-9-4
敷地面積:約4,950㎡
延床面積:約70,000㎡(予定)
規模:地上21階、地下1階、塔屋1階(予定)
高さ:約100m(予定)
主要用途:飲食店舗、展示場、事務所、駐車場等(予定)