インド映画『SALAAR/サラール』が、2024年7月5日(金)に全国で公開される。主演は映画『バーフバリ』シリーズのプラバース。
『SALAAR/サラール』は、人並外れた力と頭脳を持つ主人公・デーヴァが、インド全土が恐れる謎の都市国家カンサールの王座をめぐる“権力バトル”へと挑む姿を描いたヒーローアクション叙事詩だ。荒唐無稽なアクションや神話を思わせるダークな英雄譚、熱い友情を引き裂く皮肉な運命など、インド映画の真髄が凝縮された映画となっている。
3年もの撮影期間を経て完成した『SALAAR/サラール』は、2023年6月に、当初の予定を変更して二部作構成に変更。そこから最終版を見た監督・脚本のプラシャーントが「何かが足りない」と感じたためさらに延期となり、大規模なアクションシーンなどが新たに撮られ、最終的には全114日を費やした。
そして2023年12月、満を持して公開された本作は、テルグ語で制作されたインド映画として『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、早くも第2弾の製作が決定されている。
主人公のデーヴァを演じるのは映画『バーフバリ』シリーズでも主演を務めたインドの人気俳優・プラバース。共演には、プリトヴィラージ・スクマーラン、シュルティ・ハーサン、ジャガパティ・バーブら、インド映画界の名優たちが脇を固める。
映画『SALAAR/サラール』を盛り上げるのは、とにかく強い主人公・デーヴァの存在だ。1,000年以上続く都市国家・カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団を前にしても、デーヴァは超人的な強さを武器に、敵を一網打尽にしていく。
そんなデーヴァは、一度決めた約束は命を懸けても守り抜く実直な性格の持ち主。正義感にもあふれており、親友を守るため、女性や子供を助けるため、自身の封印した力を蘇らせて闘いに挑む。
また、本作は現代を舞台にしながらも世紀末のSF的な要素を漂わせた、カオスな世界観も魅力。デーヴァだけでなく、登場する個性的な人間たちがだまし合い、奪い合い、殺し合う、壮絶なバトルにも注目だ。
公開された本編映像では、主人公のデーヴァと親友のヴァラダがタッグを組んで敵を一網打尽にするシーンが映し出されている。
圧倒的な強さを誇るデーヴァと、負けず劣らずの強さを誇るヴァラダ。次々と現れる敵をバッサバッサとなぎ倒していく緊迫のシーンの最中に突然口を開くヴァラダ。「25 年間なぜ戻らなかった?」驚きながらも「お前こそ、なぜ25年間…俺を呼ばなかった?」と問い返すデーヴァ。その質問にヴァラダはどう答えるのか、果たして2人の間にこの25年間、何が起こったのかー。
最強の亜寒都市カンサールを去ることになった幼いデーヴァは、降りしきる雨の中、親友ヴァラダに「何かあれば俺の名を呼べ、必ず駆けつける」と 、熱い約束を 交わす 。月日は流れ 、カンサールでは王位継承をめぐり 、 各陣営が世界中から凶悪な傭兵を集めるなど、骨肉の争いが繰り広げられていた。
争いに巻き込まれた若き王子ヴァラダから、助けを求められた デーヴァは、幼い時に交わした約束を守るため、 超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めた力をみなぎらせ、カンサールへと戻ってくる。 「あの男は誰にも止められない」と言われるほどの デーヴァの驚異的な強さとは?!