fashionpress[ファッションプレス]

fashionpress x fashionpress instagram 検索
menu

fashionpress[ファッションプレス]

  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. ライフスタイル・カルチャー   /  
  4. インタビュー

アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用

  •  twitter
  • 79 220
  •  facebook logo
  • LINE
  • LINK リンクをコピー
記事のURLをコピーしました


アンドリュー・ヤン制作のファッションドール (高さ約70cm)
左) sacai 右) カルヴェン

阪急うめだ本店では2015年2月4日(水)より、約75の人気ブランドの最新ルックをまとったドールが期間限定で展示される。

今回登場するドールを制作するのは、NYで活躍する“ドールアーティスト”であるアンドリュー・ヤン。2010年にはアメリカ版「VOGUE」編集長アナ・ウィンターに認められ、同年の「ファッションズ・ナイト・アウト」にてデザイナーズドールを発表した人物だ。最新ルックを身にまとったドールによって全館でファッションを表現する本企画。ファッションドールはオークション形式で販売し、利益の一部は認定NPO法人「国境なき子どもたち」へ寄付される。

参加ブランドは、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)、クロエ(Chloe)、3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)、アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)、カルヴェン(CARVEN)、サカイ(sacai)など。阪急うめだ本店が春ファッションの祭典として開催する「阪急 ファッションウィークス」として、“遊び心(PLAYFUL)”をテーマにしたディスプレイで展開される。最新ルックをまとった愛らしいドールの姿は必見だ。

今回来日したアンドリュー・ヤンは、インタビューで日本の印象や阪急うめだのイベントについて答えてくれた。台湾人の父と、アメリカ人の母をもち、NYで活動するアンドリュー。日本に来るのは今回で5回目で、関西に訪れたのは初めてだという。東京と関西の異なるファッションイメージや、ドールアーティストになったきっかけなどを語る。

日本のストリートファッションの印象はどうですか?
海外から見ると「日本のファッション=原宿スタイル」というイメージが強いですが、そんなことは全くないと感じました。東京はとても大きな街なので、エリアによって様々なストリートファッションシーンがあり、とても幅広い印象を受けました。

大阪では、男性はシャープなイメージで、女性はとてもテイストフル(凝った)スタイリングをしているように見受けられました。中でも関西の年配の女性たちはとても元気で、カラフルなヘアスタイルだったりして、非常におもしろいと感じました。

今回の来日で印象に残ったことがあれば教えてください。
阪急のディスプレイチームの人たちの温かさにとても感動しました。みなさん家族のように仲が良く、フレンドリーで明るい人たちばかりで、とても楽しく過ごすことができました。

ところで、アンドリューさんがドールに興味を持った理由は何ですか?
子どもの頃から、お人形遊びが大好きでした。絵を描くことも好きで、そこからファッションデザインの世界に入りました。しかしそこで、洋服だけでなくもっとクリエイティブな事がしたいと思い立ち、趣味で幼少期より大好きだった人形を作り始めたのがきっかけです。

もともと洋服のデザインを行っていたと伺いました。ドールアーティストとしての道を選んでから、苦労されたことはありますか?

はじめはドールの世界で活動を始めましたが、アートドールなのか、子ども用ドールなのかわからないという評価を受けました。しかし、知人の紹介でファッションの世界にドールを持っていったところ、とてもいい反応でした。

当時は「ファッションドール」というものが少なく、とても目新しく感じてもらえたからです。趣味で始めたドール作りですが、子どもの頃から好きなことでしたので、創作は楽しかったです。1体、2体と作っていくうちに、段々いろいろな人々がまた人を紹介してくれて今に至っています。

ドールは往年のハリウッド女優にインスパイアされているそうですが、最もお気に入りの女優は誰ですか?

曾祖母です。母の祖母が、アメリカで女優をしていました。曾祖母はまるでお人形のような顔立ちで、友人にもドールの顔が曾祖母に似ているのではないかと言われたこともあります。彼女は永遠に自分のミューズです。

今回のウィンドウディスプレイに対する、こだわりを教えて下さい。

各ウィンドウのストーリーに沿って、人形1体1体の、キャラクターや個性を考え、ヘアや顔の表情を全てハンドメイドで作りあげます。その事が、私のドールをとてもユニークなものにし、皆様に魅力的に感じてもらえる点だと信じています。ドールという媒体を通じて、たくさんの方々に自分の大好きな「ファッション」の楽しさを感じていただければ嬉しいです。

【開催概要】
アンドリュー・ヤン ファッションドールチャリティー企画
場所:阪急うめだ本店 1階コンコースウインドー、1・3・4・5・6階フロア、9階祝祭広場
■コンコースウィンドー
期間:2015年2月4日(水)~3月9日(月)
■各階フロア
期間:2月18日(水)~3月10日(火)
■9階祝祭広場
期間:2月25日(水)~3月9日(月)

Photos(10枚)

アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真1 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真1 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真2 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真3 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真5 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真6 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真7 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真8 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真9 アンドリュー・ヤンの“ドール”が阪急うめだに出現!ヨウジヤマモトやsacaiなどを着用|写真10

キーワードから探す