ディースクエアード(DSquared2)はミラノにて2011-12年秋冬コレクションを発表した。
西部開拓時代のアメリカを舞台とし、亡くなった炭坑労働者の娘をイメージして作り出された最新コレクションは、フェミニンでセクシーなカウガール・スタイル。
シルエットはロングでリーン。スーパースキニーなデニムにはガンベルトのようなバッグを合わせたり、ストールを腰に巻いたり、ラフでワイルドなスタイル。トップスはカウボーイの兄弟の服を羽織るように、タイトなベストやテイラード・ジャケットなどマニッシュなアイテムが多いが、ジャケットの裾にはデコラティブなフリルをあしらったり、フィミニティを強調することも忘れない。レースアップのピンヒールもセクシーだ。
ファーを用いたアイテムも多く、コートはショート丈からマキシまで展開。他にも襟元にファーを用いたライダースジャケットなど、マニッシュでカジュアルなスタイルにゴージャスさを加えている。
ショーのフィナーレは冬の中西部を模したキャットウォーク奥のステージに雪を降らせる演出。モデルが一堂に会したそのステージに登場したデザイナーのディーンとダンは、観客からの盛大な拍手で迎えられた。