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ロイ・アンダーソン監督映画『さよなら、人類』精巧なアナログ手法で描く“愛すべき、可笑しな人生”

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映画『さよなら、人類』が、2015年8月8日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場にて順次公開される。

サムとヨナタン。2人の主人公は、面白グッズを売り歩く冴えないセールスマンコンビだ。彼らは、現代のドン・キホーテとサンチョ・パンサのように、さまざま人たちの人生を目撃する。

そんなサムとヨナタンの目を通して映し出されるのは、人類の現在、過去、未来。ワインを開けようとして心臓発作で死ぬ夫とそれに気づかない妻、天国に持って行くために宝石の入ったバッグを手放さない臨終の床の老女……。時代が移り変わっても、人間の本質はそれほど変わらない。喜びと悲しみ、希望と絶望、ユーモアと恐怖を、哲学的視点をスパイスにしてブラックな笑いで包み込こんでいく。

ロイ・アンダーソン監督映画『さよなら、人類』精巧なアナログ手法で描く“愛すべき、可笑しな人生” | 写真

監督は、スウェーデンが生んだ映画界・CF界の巨匠ロイ・アンダーソン。全39シーンを、固定カメラ、1シーン1カットで撮影。CG全盛の時代に、ロケーションはなく巨大なスタジオにセットを組み、マットペイントを多用し、膨大な数のエキストラを登場させ、4年の歳月をかけて本作を創り上げた。

第71回ヴェネチア国際映画祭では、アカデミー賞受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を押さえ、金獅子賞(グランプリ)を受賞した話題作だ。

人間であるがゆえの愚かさ、滑稽さ、哀愁、脆さを、そこはかとない可笑しみを持って描きだす本作。きっとあなたも、作品の中に“自分と同じ誰か”を見つけ出すに違いない。

【作品情報】
『さよなら、人類』
公開日:2015年8月8日(土) YEBISU GARDEN CINEMAほか全国の劇場にて順次公開
監督・脚本:ロイ・アンダーソン(『散歩する惑星』『愛おしき隣人』)
出演:ホルガー・アンダーソン、ニルス・ウェストブロム
2014年/スウェーデン=ノルウェー=フランス=ドイツ/カラー/100分
(c)RoyAnderssonFilmproduktionAB

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