2010年4月9日、ミントデザインズ(mintdesigns)の2011-2012A/Wコレクションが発表された。軽やかな素材にオレンジや水色など優しい色合いのアイテムからショーがスタート。
今回は、「FASHION SURGERY(ファションサージェリー)」をテーマに、あえてモチーフやテキスタイルは丸、三角や直角といった記号的な無機質なものにまとめ、カッティングやつぎはぎなどの組み合わせによって集合体としての強さを表したという。LEDライトのヘッドピースが柔らかい印象を与えるスタイリングにインパクトを与えた。
後半になるにつれて、ボアなど厚手の生地のアイテムが多く登場、ムラサキや若草色などカラフルで、ミントデザインらしい爽やかな印象。シルエットはゆったりとしたものが多く、ジャケットなどのアウターはポンチョのような裾広がりのものが目立った。
震災後、新たに「A NEW HOPE」というテーマを掲げ、「希望や明るい気持ちを表現したかった。」というデザイナーの意向が全面に伺える見たものを明るい気持ちにさせるコレクションであった。