ラフ・シモンズ(Raf Simons)が、ディオール(Dior)のアーティスティック・ディレクターを退任する事が明らかになった。
ジル・サンダー(JIL SANDER)のクリエイティブ・ディレクターを経て、ディオールのアーティスティック・ディレクターに就任したラフ。3年以上に渡って同職と自身のブランドを兼任してきたが、10月2日にパリで発表された2016年春夏コレクションがラストシーズンとなる。
2014年12月、2015年6月にはそれぞれ両国国技館と国立新美術館で来日ショーが開催されたほか、ラフが初めて手掛けた2012-13年秋冬オートクチュールコレクションにフィーチャーしたドキュメンタリー映画『ディオールと私』が3月に公開されるなど、その活動は日本でも常に大きな注目を集めてきた。
なお、後任については2015年10月23日(金)現在明らかになっていない。