“食い倒れの街”と呼ばれる大阪には、まさにその名に恥じぬほど美味しいお土産が沢山。帰省や旅行のお土産って何を買えばいいの?と迷っている、そんなあなたに5つの大阪発祥ブランドを紹介する。
関西の人ならだれでも知っている「551の豚まんがあるとき~!ないとき~…」のCM。まず、忘れてはならないのが551蓬莱だろう。大阪の名物として言わずと知れた豚まん(肉まん)は、中身は豚肉と玉ねぎというシンプルな具剤をフワフワの生地で包んだ、全て手作りからなるボリューム満点の逸品。そのほか、シュウマイ、アイスキャンデーも、お土産としておすすめしたい。
「大阪出るとき連れてって~」、この決まり文句も551蓬莱と同じように、関西で必ず耳にする。たこ焼き屋さんはたくさんあるが、なかでもお勧めしたいのが老舗「たこ昌」だ。一度食べると忘れられない、だしの効いたたこ焼は、ひとつひとつが味わい深く、冷凍で持ち帰ることも出来る。
大阪・堺市で生まれた老舗和菓子「青木松風庵」の人気饅頭「月化粧」。とろけるような口どけとミルキーな優しい甘さは、日本茶だけでなくコーヒー・紅茶にも良く合う。世代を問わず長年愛される一品。2011年より3年連続でモンドセレクション金賞を受賞、2014年からは4年連続で最高金賞を受賞など、名実ともに認められている。
「りくろーおじさんの店」は、大阪のみで展開しているチーズケーキの名店。焼きたてチーズケーキには、デンマークの伝統ある工場から直輸入した豊かな味わいのクリームチーズを使用。各店舗に併設されたキッチンで1回に12個ずつ1日に何回も焼き上げられる。あつあつはもちろん冷めてもおいしいチーズケーキ。価格も685円(税込)とお手頃なのが嬉しい。
大阪名物菓子の定番、あみだ池大黒の「おこし」。かつて、浪速の繁栄を象徴する土産菓子として評判を呼んだ「岩おこし」は、きりっとしたしょうがの辛さが黒砂糖のこくのある甘さをひきたてて、独特の硬さが持ち味。一方、「粟(あわ)おこし」は、米を粟粒状に炒り揃えてごまを合わせた、さっくり歯ごたえと香ばしさが魅力だ。
関西で生まれたゴーフレットに、関西で生まれたみたらしを独自の製法でアレンジした「面白い恋人」。サクッとした歯触りのせんべいと、濃厚で薫り高いみたらしクリームが口の中で出会うその味は、どこか懐かしささえ感じられる。人気商品となった今では、「みたらし味」に加えて、「浪速のミックスジュース味」、「チョコバナナ味」、「メロン味」が販売されている。