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エトセンス(ETHOSENS)が、2018年春夏コレクションを発表。
今回のテーマは、先シーズンに引き続いて、“LAG is fine”。「タイムラグ」つまり、時間のずれから生まれる“残像”をレイヤーやフォルムの“ズレ”で表現した。
コレクションは、シャツやスラックス、ジャケットなどのベーシックなピースを軸に展開。ゆったりとしたシルエットや、緩やかなドレープが多用され、春夏シーズンらしいリラックス感のあるスタイルを生み出している。
先シーズン同様、正統なフォルムやカッティングを解体し独自に再構成することで、”ズレ”を生み出す。シャツの前立て部分が偏っているように斜めに配置。ジャケットは、背中部分にドレープをアシンメトリーに効かせて、まるでポンチョのようにふわりと広がるユニークなシルエットを生み出している。
そして、エトセンスは「タイムラグ」というテーマを、”時の経過”というより広い概念で捉え、それを素材や色、縫製に反映。まるで時間の流れとともに、呼吸し、変化していくように有機的な服づくりを意識している。キーカラーは、生成りだ。時間が経ち着古すほどに、まるで肌が焼けるように濃度が増してゆく。また素材には、超長綿やシルク、スーパー120ウールなどの天然素材を使用し、モダンで無垢な印象を作り上げている。
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