千葉・幕張新都心若葉住宅地区において開発が行われる「幕張ベイパーク」。2019年4月13日(土)に第1期オープンを迎え、その後10年超の時間をかけて首都圏最大級の街づくりを実現していく。完成予定は2029年春。
「幕張ベイパーク」は、総面積17万5,809㎡に約4,500戸の住宅機能を整備し、約1万人が暮らす街を開発する、首都圏最大級の街づくりプロジェクト。アメリカ・オレゴン州のポートランドをモデルに、地区中央に位置する若葉3丁目公園を取り囲むように設計され、多様な機能を併せ持つ賑わいある街づくりを目指す。
街づくりのコンサルタントを務めたのは、"全米一の設計事務所"とも称され、ポートランドを拠点に同市の街づくりに長年携わってきた「ZGF アーキテクツ」。さらに、街づくりのデザインガイドラインを建築家・光井純が監修した。マリンスポーツやフィールドスポーツなどのレジャーが手軽に楽しめ、住む人・訪れる人にかかわらず、アクティブなライフスタイルに共感する人々が集う街を形成する。
第1期では、"街の顔"となるショッピング施設「イオンスタイル幕張ベイパーク」が開業。同商業施設は、食品・飲食と医薬品・調剤などを取り揃える食品スーパー(ビレッジ1)と、飲食や雑貨を中心とした専門店(ビレッジ2・3・4)の4棟で構成される。
ビレッジ1の目玉の1つととなるのは、イオンで初めて本格的な珈琲を手軽に購入できる、コーヒー豆と輸入食品専門店「カフェランテ」。厳選豆、自家焙煎、本格抽出をコンセプトにした「カフェランテ」では、こだわりのコーヒー豆を購入できるほか、自家焙煎珈琲やソフトクリーム、コーヒーゼリー、ケーキなどを味わうことができる。
家族や友人と一緒に食事して寛げる場所「ここdeデリ」では、注文を受けてから1食ずつ調理するリーズナブルなメニューを提供。ステーキ、パスタ、ピッツァ、カレーなど、気分に合わせて楽しめる店舗を用意した。
できたてサンドイッチを展開する「デリ サンド(Deli Sand)」では、約20種類のサンドイッチを用意しており、併設される焼きたてパンのコーナーの約30種のパンとともに好きなメニューを選べる。モーニングにもランチにも使える豊富なラインナップが嬉しい。
千葉で親しまれている新鮮野菜や旬の鮮魚、地元で醸造するクラフトビールなどを揃えるコーナーも、ビレッジ1の見どころのひとつだ。
ビール醸造所&ビアパブを展開する「幕張ブルワリー」は、米国ポートランドから、ビール醸造技術と醸造設備を導入し、米国西海岸スタイルのIPA(インディア・ ペールエール)を中心としたオリジナルビールを提供。銚子・富津・館山などで水揚げされた鮮魚を揃えるコーナーや、千葉市内で栽培された野菜を販売する地場野菜コーナーも設けられている。
ビレッジ2は専門店区画となっており、多数の注目店舗が集う。そのなかでも、まずピックアップしたいのが、メゾンカイザーのカフェ業態「アンド コーヒー メゾン カイザー(& COFFEE MAISON KAYSER)」だ。看板メニューのクロワッサンやサンドのほか、デニッシュトーストと一緒にオリジナル焙煎コーヒーを味わえる。
さらに、ビレッジ2では、その他イタリアンレストラン「アンジェリカ」と回転寿司の「すし銚子丸 雅」も出店。ビレッジ3では、100円均一の「ダイソー」、ビレッジ4では、グリーンに囲まれたカフェ併設の大型雑貨店「マライカバザール(MALAIKA BAZAAR)」が軒を連ねる。
「幕張ベイパーク」内に広がる緑の中心は、住民や周辺地域の人々が集える憩いと賑わいの場となる「若葉3丁目公園」。開放的な空間を活かし、蚤の市やフード・雑貨・音楽に纏わるイベントを随時開催していく。