書籍『カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》 から読み解く奇才の肖像(仮)』が2019年6月8日(土)発売される。
本書では、グラミー賞常連の人気ラッパー兼プロデューサー カニエ・ウェスト(Kanye West)の代表作『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー(My Beautiful Dark Twisted Fantasy)』を徹底的に解説する。
書籍の題材である、2010年発売の5thアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』。前年の2009年、MTVヴィデオ・ミュージック・アワード受賞式にて、カニエ・ウェストはテイラー・スウィフトのスピーチに乱入して全米から批判を浴びていた。そのアーティスト生命の危機を打破し、数々の年間タイトル獲得を叶えたのがこの5thアルバムだ。
『カニエ・ウェスト論』では、5thアルバムやデビューアルバム『カレッジ・ドロップアウト(College Dropout)』など他の重要アルバムから、高い音楽的才能を持つカニエ・ウェストのナルシシスティックな人物像や、彼の生み出す作品の世界を紐解いていく。
なお、日本語版には、ライターのでもある翻訳者・池城美菜子による解説も追加収録。巻末には、現時点までの全キャリアを総括した「カニエ・ウェスト年表」も付いており、この1冊でカニエ・ウェストを深く知ることができる。
書籍『カニエ・ウェスト論 《マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー》 から読み解く奇才の肖像(仮)』 1800円+税
発売日:2019年6月8日(土)予定
著者:カーク・ウォーカー・グレイヴス
訳・解説:池城美菜子
仕様:四六判並製本 112ページ
発売元:株式会社ディスクユニオン