映画「007」シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、全米に先駆け2021年10月1日(金)に公開される。
シリーズ第1作目『007/ドクター・ノオ』(63)のロケ地であるジャマイカで行われた2019年4月の製作会見と共に、『007 スペクター』に続くシリーズ最新作が始動。6代目ジェームズ・ボンド演じる、“ダニエル・クレイグ最後の『007』”が、幕を開ける。
今回のストーリーは、現役を退きジャマイカで穏やかな生活を満喫していたボンドだが…旧友フェリックス・ライターに助けを求められたことから、平穏な生活を突如終え、やがて脅威をもたらす最新の技術を保有する黒幕に迫っていく、というものだ。
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)
架空の英国秘密情報部のエージェント。現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送るものの、最新技術で脅威をもたらす敵との戦いに巻き込まれていく。主演は、本作がラスト出演になるダニエル・クレイグ。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では通算5回目のジェームズ・ボンド役を務める。
マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)
前作『スペクター』から続くボンドガール。犯罪組織「スペクター」で幹部を務めていたミスター・ホワイトの娘であり、ドクターの肩書きも持つミステリアスな女性。本作では、ジェームズ・ボンドとの関係がさらに深まる予感…?!
M(レイフ・ファインズ)
MI6の局長。スカイフォールまでMだったジュディ・デンチに代わり、そのポジションは(ギャレス・マロリー)レイフ・ファインズが引き継いでいる。元陸軍で、その後、Mになる前は情報国防委員会の委員長だった。
マネーペニー(ナオミ・ハリス)
Mの秘書。元はMI6のフィールドエージェント。ボンドのミッションをサポート。
フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)
CIA出身でボンドの旧友。”誘拐された科学者を救い出してほしい”と隠居生活を送っているボンドを訪ねる。『慰めの報酬』からのカムバック。
ノーミ(ラシャーナ・リンチ)
殺しのライセンスを有するコードネーム“00(ダブルオー)”を2年前から与えられているという女性エージェント。
また、ボンドの前に立ちはだかる<シリーズ史上一番ヤバイ敵>として新キャラクター・サフィンが登場。“シリーズ最凶の頭脳派”とも言われ、マスクを被って登場するサフィン。サフィンの目的は「復讐」であるようだが、彼の陰謀とは?冷酷な彼が抱える心の闇とは...?サフィンのキャラクターに迫る特別映像も公開されている。
サフィン役には、新キャストとなるラミ・マレックが抜擢。主演映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した彼が、新生ヴィランをどのように演じるのか?マレックは、「MR.ボンド君。25作品目のミッションは決して簡単に乗り越えることはできないだろう...」と、不穏な物語を予期させる意味深なコメントを残している。
そのほかビル・タナーをロリー・キニアが、Qをベン・ウィショーが担当。また、デ・アルマス、ダリ・ベンサーラ、デヴィッド・デンシック、ビリー・マグヌッセンといった顔ぶれが新たに揃う。