映画『キングスマン』シリーズの第3弾となる最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』が、2021年12月24日(金)に劇場公開される。
『キングスマン』は、ロンドンの高級テーラー「キングスマン」を隠れみのにした、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関“キングスマン”の活躍を描くスパイ・アクションシリーズ。
見どころは、ブリティッシュ・スーツをエレガントに着こなした英国紳士たちが魅せる、キレ味鋭いアクションとギミック満載のスパイ道具の数々、そしてスピード感と英国らしいウィットに富んだストーリーだ。
これまでに、コリン・ファースとタロン・エガートンのタッグによる2015年公開のシリーズ第1弾『キングスマン』、その続編として2018年に公開された『キングスマン:ゴールデン・サークル』で、全世界興行収入900億円以上という大ヒットを記録している。
シリーズ第3弾「ファースト・エージェント」では、『イングリッシュ・ペイシェント』『007 スペクター』のレイフ・ファインズと、若手俳優のハリス・ディキンソンのタッグで、1900年代初頭から第1次世界大戦にかけてスパイ組織“キングスマン”がどのように生まれ、世界を救うために最悪の敵にどう立ち向かっていったのかが描かれる。
舞台は、第一次世界大戦勃発の危機が迫るヨーロッパ。イギリス、ドイツ、ロシア……。大国間での陰謀が渦巻き不穏な空気が漂う中、オックスフォード公(レイフ・ファインズ)に連れられコンラッド(ハリス・ディキンソン)が訪れたのは、高級紳士服テーラー“キングスマン”だった。世界の危機を前に、世界最強のスパイ組織“キングスマン”が立ち上がる。
主人公・オックスフォード公役:レイフ・ファインズ
戦争で平和は実現しないと考えるイギリスの名門貴族。愛する息子コンラッドが戦地へ赴こうとすることを強く諫めるが、自身は自らの諜報網や戦闘力を駆使して人知れず闇の狂団と戦う。スパイ組織”キングスマン“の礎を築き、やがて、危険から遠ざけたかった息子もその世界へ誘うことになる。
若き紳士・コンラッド役:ハリス・ディキンソン
幼き頃に母を亡くし、父と執事たちに愛情をこめて育てられた。国を憂い、戦地に行くことが自分の使命と信じる正義感にあふれた青年だが、父オックスフォード公は彼を愛するがゆえに反対。そんな父に反発しながらも、共に“キングスマン”への道を歩む。
グリゴリー・ラスプーチン役:リス・エヴァンス
ロシア皇帝の家族にまで入り込み、戦争遂行の実権を握るほどの影響力と人智を超えた戦闘能力を兼ね備え、謎の狂団からロシアに送り込まれた刺客。
ショーラ役:ジャイモン・フンスー
オックスフォード公とは主従の関係にありながらも友情関係にあり、マナーもバトルも超一流の執事。
ポリー・ワトキンズ役:ジェマ・アータートン
オックスフォード家に仕えるコンラッドの子守役でありながら、実質的には家の主人的な発言力と存在感を放つ、一流の射撃の腕を持つ無敵のハウスキーパー。
『キングスマン:ファースト・エージェント』のファイナル予告では、世界⼤戦を仕掛け、世界を意のままに操ろうと⽬論む闇の狂団を阻⽌すべく、仲間と共に⽴ち上がったオックスフォード公とコンラッドが、今なお歴史にその名を残す最強の敵、”不死身の怪僧“ラスプーチンと”血祭り“の激しい戦いを展開。ロシアの愛唱歌「カリンカ」にのせて、ド派手なアクションを繰り出す。
敵の頭を吹っ飛ばす超過激バトルや、キングスマンシリーズに欠かせないユニークなスパイガジェット、スーツという名の戦闘服を身に纏った紳士が戦闘モードに入った瞬間、華麗でキレッキレの肉弾戦を繰り広げるギャップが光る一方で、ウィットに富んだ英国紳士の粋な台詞がクスっと笑わせる、『キングスマン』シリーズでしか体験できない怒涛の世界観を垣間見ることができる。
さらに、公開に先駆けて、本編における“キングスマンVSラスプーチン”の超過激な戦闘シーンの一部映像が解禁。歴史上に実在しロシア帝国崩壊を招いた悪人として知られるラスプーチンは、本作では闇の狂団からロシアに送り込まれた刺客で人智を超えた戦闘能力を誇る人物として登場。リス・エヴァンスが演じる、ロシアのダンスを取り入れた圧巻のアクションシーンを是非チェックしてみて。
”キングスマン“創設に関わる高貴なる英国紳士、オックスフォード公役には、映画、ドラマ、舞台など多方面で活躍を見せる俳優の小澤征悦を起用。オックスフォード公の息子で、正義に燃える若き紳士・コンラッド役は、『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役をはじめ話題作への出演が続く人気声優の梶裕貴が務める。
また、ショーラに乃村健次、ハウスキーパーのポリー・ワトキンズに園崎未恵、若き兵士・アーチーに櫻井孝宏、そして最強の刺客となるグリゴリー・ラスプーチンに山路和弘が声をあてる。
さらに、人を傷つけない漫才で人気を集める芸人ぺこぱが、「漫才が紳士的すぎる」という理由で日本版声優に抜擢。松陰寺太勇は「争いの火種を作るテロリスト」のプリンツィプ役に、シュウペイは“キングスマン”と関わりを持つ「ロシアの有力イケメン貴族」のフェリックス役を務めた。