「キングスマン」シリーズの魅力である、作中のド派手で過激なアクションとは対照的な、白を基調としたスタイリッシュなポスタービジュアルにも注目。気品溢れる正装で佇むレイフ・ファインズ演じるオックスフォード公、その息子で、いかにも英国紳士らしいスーツで決めたハリス・ディキンソン演じるコンラッド、リス・エヴァンス演じる実在した“不死身の怪僧”ラスプーチンも登場している。
監督は、第1弾と第2弾ともに手掛け、『キングスマン』シリーズを大ヒットに導いたマシュー・ヴォーン。
マシュー・ヴォーンは、「キングスマンというテーラーの店がそれらすべてを繋ぐリンクであるのは確かだ。紳士とは何かというテーマや、“マナーが紳士を作る”、人には優しくといったことは、3作を通して毎回描かれている」と、最新作と過去2作品の共通点についてコメント。
また、過去2作品と異なる点として「本作はより歴史的で、これまでの僕のどの作品においてもやったことのなかった領域を追求しているということだ」と語った上で、「試写を観て判明したのは、『キングスマン』が好きな人ならこの映画を気に入るということ、そして『キングスマン』が好きでなくても本作を気に入り、驚くということだった」と自信をにじませた。
なお、これまでのシリーズで活躍をみせた主演のタロン・エガートンとコリン・ファースの出演に関しては明らかになっていない。これまでシリーズを盛り上げた2人のサプライズ出演はあるのか?続報に注目していきたい。
表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。
国家に属さない秘密結社の最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった…!――1914年。世界大戦を密かに操る闇の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に闇の狂団を倒し、戦争を止めることができるのか?
歴史の裏に隠されたキングスマン誕生秘話を描く、超過激スパイ・アクションシリーズ待望の最新作。最も過激なファースト・ミッションが始まる!
第1弾、映画『キングスマン』では、エグジー(タロン・エガートンが、“キングスマン”の候補生として訓練を受けることとなり、一流のスパイとして成長するまでの過程を描く。その彼の道しるべとなり、父のような存在であったのがコリン・ファース演じるハリー・ハートだ。
そして、彼らが挑んだのはサミュエル・L・ジャクソン演じる大富豪のヴァレンタインだった。ヴァレンタインは、裏では頻発する科学者の失踪事件の首謀者であり、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。それを阻止しようとジハリーとエグジーが動いた。しかし待ち受けていたのは思いもよらない運命。
『キングスマン:ゴールデン・サークル』では、物語序盤で、スパイ機関“キングスマン”の拠点が、壮大な陰謀を企む世界的な麻薬組織、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅されてしまう。そして残ったのは、前作で一流のエージェントに成長した主人公エグジーと、教官兼メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみだった。
敵を追い、アメリカンなスパイ機関“ステイツマン"と同盟を結ぶためアメリカへと向かった2人。文化の違いを乗り越えて協力しあい、ゴールデン・サークルが企む陰謀を阻止へと向かった。
作品詳細
『キングスマン:ファースト・エージェント』
公開日:2021年12月24日(金)劇場公開
※2021年8月20日(金)から公開延期となった。
監督:マシュー・ヴォーン
出演:レイフ・ファインズ、ハリス・ディキンソン
原題:THE KING’S MAN
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン