映画『ルース・エドガー』が、2020年6月5日(金)に公開される。
『ルース・エドガー』は、誰からも称賛される少年の“知られざる真実”を巡って展開するサスペンスフルなヒューマンドラマ。
主人公でアフリカ系黒人のルース・エドガーは、成績優秀なスポーツマンで、誰とでも分け隔てなく接するオープンな性格の持ち主。幼少期に、戦場へ駆り出された過酷なトラウマを見事克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。
ある日、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンに危険な過激思想に染まっているのではという疑惑をかけられる。若きバラク・オバマの再来とも称されるルースは“完璧な優等生”か、それとも“恐ろしいテロリスト”なのか。謎めいたルースの内面に迫ることで、人間の謎めいた本質とアメリカの現実をリアルに描きだす。
本作には、アカデミー賞にノミネート歴のある実力派が勢揃い。主人公のルースを演じるのは、映画『WAVES/ウェイブス』でも主演を務め、次世代スターとして注目を集めるケルヴィン・ハリソン・Jr.。
また、ルースを育てた白人の養父母を、ナオミ・ワッツとティム・ロスが演じる。さらに、ルースに疑念を持つ女性教師ウィルソンに、『シェイプ・オブ・ウォーター』で好演したオクタヴィア・スペンサーが抜擢された。
アフリカ、エリトリア出身のルース・エドガーは文武両道に秀でた17歳の高校生。彼は幼少期に戦場へ駆り出された過酷なトラウマを克服し、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースは、ある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す。ルースが危険な過激思想に染まっているのではというウィルソンの疑惑は、ルースの養父母である白人夫婦エイミーとピーターの胸にも疑念を生じさせていく。そして、奇妙な事件がウィルソン教師の身に降りかかることに。はたしてルースは本当に“完璧な優等生”なのか、それとも世間を欺く“恐ろしいテロリスト”になり得るのだろうか…。
【詳細】
『ルース・エドガー』
公開日:2020年6月5日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本:ジュリアス・オナー
製作:ジュリアス・オナー
出演: ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr、ティム・ロス
配給:キノフィルムズ/東京テアトル