2013年4月15日(月)よりセルビアのベオグラードを皮切りにスタートしたビヨンセ・ノウルズのワールドツアー「The Mrs. Carter Show」。その衣装を制作を、エミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)が手がけた。
写真は、ヒューストン・トヨタセンターで行われた「The Mrs. Carter Show」ワールドツアーのステージに、エミリオ・プッチのターコイズとライラックのビーズフリンジミニドレス、ホワイトのクロップドトップとミニスカートで登場したビヨンセ。
ファブリックとプロポーションを通してロックの女神を再解釈した、エミリオ・プッチ2013-14秋冬コレクション。今回のコスチュームは、このランウェイショーにインスピレーションを得たものだ。ステージでの複雑な振り付けにも対応し、”The Mrs. Carter Show”の劇風ストーリーテリングを引き立たせる。
ビーズとクリスタルの装飾と、パステルプリントのショーツが特徴的なボディスーツは、ライラックのテール付き。このボディスーツには、ランウェイでも見られたデザインが落とし込まれている。ゼブラプリントのポニー革ベルトと、ブラウンのスエードのハイレースアップブーツを合わせ、インパクトをプラスした。
そのほか、ビーズとフリンジをあしらったレオパード プリントのミニドレス、ナッパレザーのダブルブレストジャケットやボディスーツなど、セクシーでありながらもクールな印象。ビヨンセのグラマーかつモダンな魅力を最大限に引き出す。
衣装製作にあたり、クリイティブ・ディレクターのピーター・デュンダスは「ビヨンセのような人のコスチュームを作るのは、本当に最高の体験でした。彼女は美しさ、芸術性、そしてピュアなエネルギーのすべてを併せ持つ稀有な人。夜中のフィッティング前に彼女のリハーサルを見ていると、家に飛んで帰ってスケッチをしたくなります。彼女は真のアイコンであり、彼女の衣装を手がけることは、僕にとってもプッチにとっても大変名誉なことだと感じています」とコメントした。