東京の三菱一号館美術館にて開催される展覧会「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ─ モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」は、イスラエル博物館が誇る印象派・ポスト印象派の珠玉の作品群を紹介する展覧会。クロード・モネの傑作《睡蓮の池》をはじめとする“水”を題材にした作品や、フィンセント・ファン・ゴッホ《プロヴァンスの収穫期》など自然の風景に着目した作品などを通して、印象派の“光の系譜”を辿っていく。
会期:2021年10月15日(金)〜2022年1月16日(日)
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
東京・森美術館の「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力──世界の女性アーティスト16人」は、世界各地で創作活動を続ける70代以上の女性アーティスト16名を取り上げる展覧会だ。出身地だけをとっても、エジプト、インド、韓国、アメリカ、日本とさまざまに異なるアーティストらの実践からは、フェミニズム、世界で生じる問題、そして従来の美術史のさまざまな解釈などにふれられるだろう。
会期:2021年4月22日(木)〜 2022年1月16日(日)
会場:森美術館 (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53階)
※4月25日(日)〜5月31日(月)は臨時休館
森村泰昌は、古今東西の絵画や写真に登場する人物に変装し、独自の解釈のもとで再現する「自画像的作品」を制作してきた。東京・アーティゾン美術館の展覧会「ジャム・セッション M式「海の幸」─森村泰昌 ワタシガタリの神話」では、同館所蔵の青木繁《海の幸》と向き合い、新たな作品シリーズを発表する。
会期:2021年10月2日(土)〜2022年1月10日(月・祝)
会場:アーティゾン美術館 (東京都中央区京橋1-7-2)
20世紀後半にニューヨークを拠点に活躍した久保田成子(くぼたしげこ)は、ヴィデオ黎明期におけるヴィデオ・アートの先駆者と見なされている。東京都現代美術館の企画展「Viva Video! 久保田成子展」は、その創作活動を通覧する大規模個展。映像と彫刻を組み合わせた“ヴィデオ彫刻”の代表作などを展示する。
会期:2021年11月13日(土)〜2022年2月23日(水・祝)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))