東京・上野にある美術館&博物館情報を特集。動物園をはじめ数多くの文化施設が集中する上野恩賜公園の周辺から、おすすめの美術館と博物館を取り上げる。展示されているアート作品に加えて、展覧会の会期やイベントの開催スケジュールも紹介。各詳細からは、展覧会の内容をチェックすることも可能だ。
東京都美術館は、1926年、日本初の公立美術館「東京府美術館」として開館した美術館。現在の新館は建築家・前川國男の設計によるものであり、1975年に竣工した。地下3階、地上2階から構成される館内では、世界や日本の美術を紹介する特別展や企画展を開催。また、公募展事業やアート・コミュニティ形成による新たな可能性を探求するアート・コミュニケーション事業なども展開している。
特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」東京国立博物館で - 重文の障壁画100面以上を公開、密教美術の名品も開催中期間:2025年1月21日(火)〜3月16日(日)特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 —百花繚乱 御所ゆかりの絵画—」が、東京国立博物館 平成館にて、2025年3月16日(日)まで開催される。京都西北に位置する嵯峨は、古くより景勝地として知られ、平安時代には王...
「ハローキティ展」“キティとわたしの50年”をテーマに“史上最多”グッズ展示、東京国立博物館で開催開催中期間:2024年11月1日(金)〜2025年2月24日(月)「ハローキティ(Hello Kitty)展 -わたしが変わるとキティも変わる-」が東京国立博物館 表慶館にて、2024年11月1日(金)から2025年2月24日(月・休)まで開催される。なお、東京の会期...
東京国立博物館(通称・トーハク)は、日本の歴史を彩る重要な文化財を中心に展示する博物館。縄文時代から江戸時代まで、日本美術の流れをたどることができる「本館」、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示する「東洋館」、重要文化財に指定されている「表慶館」、年に数回の特別展を開催する「平成館」などから構成されている。
貝類の多様性・人類との関係に迫る企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」東京・国立科学博物館で開催中期間:2024年11月26日(火)〜2025年3月2日(日)企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」が、東京・上野の国立科学博物館にて、2024年11月26日(火)から2025年3月2日(日)まで開催される。貝類は、食料として、そして装飾品などの素材として、...
国立科学博物館で特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」ハヤブサはタカよりインコに近い?開催中期間:2024年11月2日(土)〜2025年2月24日(月)特別展「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統~」が、東京・上野の国立科学博物館にて、2024年11月2日(土)から2025年2月24日(月・休)まで開催される。「鳥 ~ゲノム解析で解き明かす新し...
国立科学博物館は、自然史と科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館。「日本列島の自然と私たち」をテーマとする日本館では、日本列島の自然と生い立ち、日本人の形成過程、そして日本人と自然の関わりの歴史を紹介する一方、「地球生命史と人類」をテーマとする地球館では、地球上の生き物が深く関わり合って生きている姿、地球環境の変動のなかで生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた足跡、そして人類の知恵の歴史を紹介している。また、テーマを設けた特別展や企画展も開催している。
国立西洋美術館は、西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館。印象派の絵画とロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション「松方コレクション」を基礎に、ルネサンスから20世紀初頭までの絵画や彫刻などを常設展示している。なかでも《睡蓮》をはじめとするクロード・モネの作品は充実。また、欧米などの美術館からの借用作品による企画展も年3回ほど開催している。
本館はル・コルビュジエの、新館は前川國男の設計によるもので、2016年には、国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品─近代建築運動への顕著な貢献─」が、世界文化遺産に登録されている。
上野の森美術館は、1972年の開館以来、重要文化財の公開をはじめさまざまなジャンルの美術を紹介してきた美術館。常設展示は行っていないものの、年に数回の企画展をはじめ、毎年開催している美術館主催の現代美術展「VOCA展」や、公募展を開催している。