サロン・デュ・ショコラ2021が、2021年1月21日(木)から25日(月)まで、1月28日(木)から2月3日(水)までと会期を2回に分けて、東京・伊勢丹新宿店で開催する。
サロン・デュ・ショコラは、年に1度だけ行われるチョコレートの祭典。世界中から有名ショコラティエが集結し、通常国内では購入できないチョコレートや、この時だけしか味わえない会場限定のチョコレートスイーツ、カカオをインスパイアした料理など、“チョコレート好きにはたまらない”レアなスイーツを取り揃える。
2021年は、国内に直営店を持たないクリスティーヌ・フェルベール、フィリップ・ベル、ボナなど人気ブランドをはじめ、ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)、ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)、ジャン=シャルル・ロシューなど人気の海外ショコラティエ、さらに、日本初上陸ブランドを含む新登場15ブランドなど、約120ブランドが参加。
パート1、パート2と異なるテーマのもと、会期を2つに分けて実施。パート1では「テイスト オブ カカオ」をテーマに、ビーントゥバーに留まらず、ビーントゥーボンボンやガトーなど、幅広いカカオの楽しみ方を提案。続くパート2では「アーチザン」をテーマに、職人技の息づくショコラの数々を紹介する。
中でも注目は、会場へ足を運ばないと味わえないイートインメニュー。2021年は国内人気のレストランやベーカリーなども参加し、個性豊かなメニューが揃う。1日だけの激レアスイーツやフードもあるので、事前にチェックするのがおすすめだ。
日本橋浜町のビーントゥバーの手法を用いた、チョコレート専門店「ネル クラフトチョコレート トーキョー」からは、チョコレートのふわふわかき氷「カカオ金時 珀」が登場。ホワイトチョコレートをベースにしたかき氷の下に、凍らせた小豆の層を忍ばせて“2層”式のユニークなビジュアルに仕上げた。別添えのカカオパルプとパッションフルーツのピューレを組み合わせれば“味変”して楽しむこともできる。イートインスペースでは、ほうじ茶かカカオティーとセットで提供される。
また、ソムリエでありパティシエの「ワイン&スイーツ つもん」のシェフ香川友紀は、スペシャリテ・焼きたてスフレを使用した「焼き立てアイスクリームスフレ」を限定発売。アツアツのスフレ生地にひんやりアイスをのせて“温×冷”の特別なスイーツを作り出す。スフレ生地に「カノヤホワイト」、アイスに「カノヤブルー」と、鹿児島県の「コトブキチーズ」2種を使用。スフレは、ブルックリンのローチョコレートメーカー・ラーカの「メイプル&ニブ」を合わせて仕上げた。
ほかにも、ホワイトチョコレートを使った「神楽坂 ふしきの」のカステラや、「アマゾンカカオ」の信州サーモンとカカオを組み合わせたアマゾンカカオ寿司、ムースショコラと金柑などを合わせた「ペイサージュ」の皿盛りのデザート(アシェットデセール)など、個性豊かなメニューが会場に揃う。
約120ブランドが参加する「「サロン・デュ・ショコラ 2021」の中でも“売り切れ予想”“行列必須”のボンボンショコラ&タブレットもピックアップ。日本初上陸ブランドなど、ショコラ好きを虜にする注目チョコレートを紹介する。
<NEW>オー プティプランス
サロン・デュ・ショコラ初登場となる「オー プティプランス」は、2009年フランスにオープンしたショコラブランド。手掛けるのは、4つ星ホテルなどで修業を積んだシェフのマエリグ・ジョルジュランだ。スペシャリテは、塩キャラメルとサブレブルトンを閉じこめた「レ パヴェ サングスタン」。塩バターキャラメルが人気のフランス・ブルターニュらしいタブレットだ。