時代を超えたスタイルで愛されるフランスのファッションブランド、ラコステ(LACOSTE)が今年、80周年という節目を迎える。それを記念して六本木ヒルズでは、エキシビションを開催。2013年5月18日(金)から5月26日(日)の期間中、大屋根プラザには真っ白な外壁と英国著名デザイナー、ピーター・サヴィル(PETER SAVILLE)デザインによる80周年のロゴが特徴的な、キューブ型の建物が出現する。

建物内は、3つのブロックに区切られ、それぞれのエリアでブランドのこれまでの軌跡や未来を体感することができる。最初のポロエリアでは、"限定モデル"、"ボーダー"などデザインテーマごとに分けられた、アーカイブから最新コレクションまでを見ることができる。部屋の正面に飾られた1枚の真っ白なポロに、最新技術を用いた映像を映し出していく"未来のポロシャツ"にも注目だ。2つ目のエリアでは、ラコステの象徴ともいえるワニのロゴにフォーカス。これまでに使われてきたロゴがショーケースに入れられた展示方法が、まるで美術館のようだ。「ロゴの刺繍を1つ縫うのにかかる時間は約5分」など、壁に書かれたワニロゴとワニ自体に関するウンチクを読んでいくのも面白い。

最後のエリアでは、過去のコレクションのルックやデザイン画、広告のヴィジュアル等、100余りの写真が部屋の四方を囲み、ラコステのヒストリーを伝える。中には、1930年代のイラストを用いた広告や、創設者ルネ・ラコステ本人を映したポートレートなど歴史を感じさせる物も。70年代、ラコステが本格テニスウェアを手掛けていた時代のレディースのテニスドレスや、2006年より発表しているコラボレーションによる限定モデルのポロを展示した外のショーウィンドウも忘れずにチェックして。

エキシビションの建物を出ると床にプリントされた、ワニの足跡を発見。辿っていくと、隣接するエストネーション六本木ヒルズ店で同時開催されている期間限定ポップアップ ストアへと導かれていく。店頭には、"Unconventional Chic"をテーマに、ブランドの原点に返ってシンボル・素材・ルールを一から見直すことによって完成された80周年のスペシャルコレクションがほとんど取り揃えられる。また、日本からのリクエストによって20年ぶりに復刻した完全メイド・イン・フランスの通称"フレンチ・ラコステ"もラインナップ。こちらも見逃せない。

【エキシビション詳細】
LACOSTE 80th Anniversary ROAD SHOW
日時：2013年5月18日(金)～5月26日(日) 11:00～20:00(予定)
会場：六本木ヒルズ 大屋根プラザにて、一般無料公開

【ポップアップ ストア詳細】
LACOSTE 80th Anniversary ROAD SHOW POP-UP STORE at ESTNATION Roppongi Hills
日時：2013年5月17日(木)～6月5日(木) 11:00～21:00
会場：エストネーション六本木ヒルズ店