映画『ハニーレモンソーダ』で主人公&ヒロインを務める、Snow Manのラウール&吉川愛にインタビュー。
『ハニーレモンソーダ』は、集英社「りぼん」連載の人気コミック。高校を舞台に、⾦髪イケメン男⼦と内気なマジメ⼥⼦――正反対の男⼥⼆⼈が巻き起こす、胸キュンたっぷりの青春ラブストーリーは、女子高生を中心に人気を集め、単行本の累計発行部数は700万部を突破している。
そんな『ハニーレモンソーダ』注目の実写映画の主演をSnow Manのラウール、ヒロインを吉川愛が務め、ラウールは高校の人気者で、レモン色の金髪をトレードマークに持つイケメン男子・三浦界(みうらかい)、吉川は界に出会って少しずつ積極的に変わっていく内気な女子高生・⽯森⽻花(いしもりうか) を演じる。
今回は、本作に出演した2人の心境や、役柄と自分たちの共通点などについてインタビュー。今をときめく若手キャストが“胸キュン”シーンを演じて感じた事とは...?
2020年9月号の雑誌『セブンティーン』(集英社)で“読者が選ぶ好きな少女マンガ&実写化してほしいマンガランキング”1位にも輝いた名作少女漫画の実写化でしたが、お2人が本作のオファーを受けた時、どんな気持ちでしたか?
ラウール:僕自身“胸キュン”や“キラキラ青春”をイメージさせるようなタイプではないので、
オファーが来た時は凄く驚きましたし、不思議な感覚でした。
演技に関しても不安があったので、実際に撮影に入ってからも常に緊張していて、「どれが正解なんだろう…」って胃がキリキリするくらいプレッシャーを感じていました。
吉川:私は、親友が原作の『ハニーレモンソーダ』が大好きで、「実写化して欲しいんだよね~」という話を聞いていたんです。まさかその漫画のヒロインを自分が演じることになるとは全く思っていなかったので、びっくりしました。
吉川さんの親友も驚きだったでしょうね。(笑)
吉川:羽花ちゃんを演じる事を伝えたら、「え!?ホント!?実写化して欲しいって話してたよね!?」ってリアクションでした。(笑)その後に「頑張れ!」と背中を押してくれて、可能な限り原作の羽花ちゃんに近づけるように役作りをしました。
お2人が役作りにあたって意識したことを教えてください。
ラウール:僕が演じた界は“人気者”という肩書きが一番似合うような男の子だったので、“人気者”らしさを出すにはどうしたらいいのかを第一に考えました。あと、すごく目が綺麗なのが印象的だったので、ずっと鏡を見て目を開いてどうやったら目が綺麗に見えるか研究したりしましたね。(笑)
吉川:これまでクールな役を演じることが多かったので、羽花ちゃんみたいな内気な女の子を演じること自体があまり無くて。脚本を読んで、この子はどんな子なんだろうってすごく考えて、想像しました。あとは「とりあえず思ったままにやってみよう!」って気持ちで、違うなと思ったら修正を繰り返しつつ役作りにチャレンジしていました。
演じられた役と普段のご自身の共通点はありましたか?
ラウール:うーん、あんまりないですね。(笑)僕、普段人気者っていうキャラじゃないんですよ。
吉川:私もあまりないですね。どちらかというと真逆かもしれないですね。
お2人とも普段のご自身とは対照的なキャラクターを演じられたんですね。
吉川:実際初めてラウールさんとお会いする前は界くんのようにクールな印象だったんですけど、実際はどちらかというと界くんよりも羽花ちゃんみたいな人見知りな感じでした。
撮影当初は「どうしよう…」と思ってしまうくらい、全然目が合わなかったんですよ。(笑)
ラウール:今も目は合わせられないですね。撮影中は合わせられるようになったんですけど、時間がたってリセットされてしまったのかな。結構焦っています。(笑)
吉川:でも、撮影していくうちに、“小学生の男の子”みたいに元気なラウールさんの素顔も見れて安心しました。
あの時、女性陣ははしゃぐラウールさんの姿を見て「可愛いね(笑)」なんて裏で話していました(笑)
ラウール:吉川さんはオシャレで大人っぽいですよね。普段あまり大人びた雰囲気の方と接する機会が多くなくて、吉川さんの大人っぽいオーラにちょっとびっくりしちゃいました。羽花ちゃんの雰囲気とは違いますね。