故・三浦建太郎による漫画作品『ベルセルク』の作品展「大ベルセルク展 〜三浦建太郎 画業32年の軌跡〜」が、2021年9月10日(金)から23日(木・祝)まで、池袋・サンシャインシティにて開催される。その後、2021年12月11日(土)から2022年1月30日(日)まで、大阪・ひらかたパーク イベントホールにも巡回予定だ。
中世ヨーロッパをベースにした「剣と魔法の世界」を舞台に、様々な困難を抱えながらも自らの道を突き進む、主人公の剣士・ガッツの復讐の旅を描いたダークファンタジー『ベルセルク』。三浦の画力が生み出す重厚で緻密な描写、魅力的なキャラクター、混沌・欲望・暴力が渦巻く唯一無二の世界観。それらが絡み合って生まれる壮大な物語が国内外で多くの支持を獲得、全世界の累計発行部数は5,000万部を突破している名作だ。
単独としては初の大規模作品展となる本展には、連載時の直筆原稿・カラー原画300点以上が集結。作中での時系列に合わせた原画展示を中心に、謙信・プライム1スタジオが制作してきた各種スタチュー、2020年末に収録されたインタビュー動画、再現された仕事場、他作品のラフ画など、貴重な資料の数々が展示される。
直筆原稿や原画と併せて展示の目玉となっているのが、今回のために制作された各種ジオラマ。多くのファンにトラウマ級の衝撃を与えた「蝕」のシーンを再現した大型ジオラマ、ガッツのためにドラゴンころしを鍛え直すゴドーの鍛冶場、妖精郷を再現した栗パックの森、ガッツの好敵手であるゾッドの像など、作品世界を表現した立体物にも要注目だ。
また、会場では幅広いジャンルの公式グッズも販売。イベントでも展示される原画を中心にベルセルクの歴史を追想出来る最新画集『THE ARTWORK OF BERSERK』、醤油を入れると生贄の烙印が浮き上がる「ベルセルク 生贄の烙印が浮き出る醤油皿」、ベヘリットをプリントした「ベヘリットのたまごパン」など、図録から日用品まで多彩なアイテムが用意されている。
「大ベルセルク展〜三浦建太郎 画業32年の軌跡〜」
開催期間:2021年9月10日(金)~23日(木・祝)
営業時間:10:00~19:00
※最終日17:00閉場。
※その他の日程は20:00閉場。
チケット:
・前売1,800円/当日2,000円 ※小学生以下無料
・記念グッズA(ART OF WAR製作 本展記念ベヘリット ペンダント)付き 前売5,000円/当日5,200円
・記念グッズB(ドラゴンころし ピンバッジ)付き 前売2,500円/当日2,700円
・音声ガイド700円
会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールA(東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 4F)
※本展覧会には一部刺激の強い表現・描写が含まれております。ご了解の上ご来場ください。
<巡回展>
会期:2021年12月11日(土)~2022年1月30日(日)
会場:ひらかたパーク イベントホール(大阪府枚方市枚方公園町1-1)
©三浦建太郎(スタジオ我画)/白泉社