日比野克彦展「明後日のアート」が、兵庫の姫路市立美術館にて、2021年9月18日(土)から11月7日(日)まで開催される。
段ボールを素材とした作品で知られるアーティスト・日比野克彦は、地域と地域、人と人がつながるアートプロジェクトを手がけ、国際的に活躍している。2021年度には、姫路市内で「明後日のアートの学校」を展開、朝顔の育成を通じて人や地域間のコミュニケーションを促す「明後日朝顔プロジェクト」を軸とした活動を行なっている。
現代の多様性を舞台とする日比野のアートプロジェクトは、芸術の表現領域が流動的になった1980年代の動向と、1990年代に起こった社会状況の変動に基づいている。日比野克彦展「明後日のアート」では、現在進行形のプロジェクトとともに、これらの源泉となった1980〜90年代の作品を紹介し、日比野克彦の活動の全貌に迫る。
会場では、《PRESENT SOCCER》や《SWEATY JACKET》、《白い塊のすくいシャベル》、そして《明後日の種》といった作品を展示し、過去の体験を振り返りつつ「明後日」へとつなげてゆく展示を展開する。
日比野克彦展「明後日のアート」
会期:2021年9月18日(土)〜11月7日(日)
会場:姫路市立美術館 企画展示室
住所: 兵庫県姫路市本町68-25
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(9月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)
観覧料:一般 1,000円(800円)、大学生・高校生(学生証を要提示) 600円(400円)、中学生・小学生 200円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金
※本展入場券で常設展示室も観覧可
※療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、身体障害者手帳の所持者と介護者は、手帳・ミライロIDの提示により、半額で観覧可
【問い合わせ先】
姫路市立美術館
TEL:079-222-2288