⼈気ジャズ漫画『BLUE GIANT』がアニメ映画化。2023年2月17日(金)に公開される。
原作の『BLUE GIANT』は、⼩栗旬で実写映画化もされた『岳』の⽯塚真⼀による人気コミック。ジャズに魅せられた少年が、世界⼀のジャズプレーヤーを志す物語だ。
2013年より小学館『ビッグコミック』にて連載が始まると、⼼を沸き⽴たせる熱い展開と、涙なしには⾒られない感動のストーリー、⾳楽が聞こえてくるような圧倒的表現⼒で人気に。2021年10月現在までに、シリーズ累計770万部を突破した。
さらに「マンガ⼤賞2016」で3位に選出、第62回「⼩学館漫画賞(⼀般向け部⾨)」、第20回「⽂化庁メディア芸術祭マンガ部⾨⼤賞」を受賞するなど、各アワードでも高い評価を得ている。
そんな人気漫画『BLUE GIANT』が初の映像化。「最⼤の⾳量、最⾼の⾳質で、主⼈公本⼈の奏でる⾳楽を届けたい」という制作陣の思いから、実写でもなくシリーズでもなく、アニメーション映画としての制作が決まった。映画館の⼤きなスクリーンと最⾼の⾳質で、感動体験を贈る。
アニメーション映画化にあたり期待の高まる劇中音楽は、グラミー賞受賞歴を持つ世界的ジャズピアニスト、上原ひろみが担当。主⼈公たちが結成するトリオ“JASS”のオリジナル楽曲も、上原が映画『BLUE GIANT』のために書き下ろした。
また、世界⼀のジャズプレーヤーを⽬指す主人公・宮本⼤のサックスを演奏するのは、国内外のトップアーティストの中からオーディションで選ばれた奏者の⾺場智章。仙台出⾝の⼤とは⾼校で同級⽣だった⽟⽥俊⼆のドラムはmillennium paradeのドラマーとしても活躍する⽯若駿が演奏する。北海道出⾝の⾺場と⽯若は、⼩学校の頃同じビッグバンドに所属しており、奇しくも⼤と⽟⽥のような関係性に。
そして、⼤が東京で出会うピアニスト・沢辺雪祈の演奏は上原ひろみが担当。ジャズ界のトップランナーと、新世代をけん引する才能が集結し、劇中で⼤・雪祈・⽟⽥が結成するトリオ“JASS”の演奏に命を吹き込む。
声優キャストは、主人公・宮本大役に山田裕貴。雪祈役を間宮祥太朗、玉田役を岡山天音が務め、キャラクターに息を吹き込む。
■主人公・宮本大/サックス(声優:山田裕貴、演奏:⾺場智章)
仙台出身。中3で出会ったジャズに心を打たれ、世界一のジャズプレーヤーになることを決意する。高校卒業と同時に上京し、同級生の玉田俊二、ピアニストの沢辺雪祈とジャズトリオ“JASS”を組むことに。
■沢辺雪祈/ピアノ(声優:間宮祥太朗、演奏:上原ひろみ)
大が東京で出会った同い年の凄腕ピアニスト。さらなる高みを目指すが故に思い悩んでいる。大からバンドに誘われ、最初は取り合わなかったものの、大の音に惚れトリオを組む。
■⽟⽥俊⼆/ドラム(声優:岡山天音、演奏:⽯若駿)
大の高校の同級生。東京の大学に進んだが大がジャズに打ち込む姿に刺激を受けて、経験ゼロながらドラムで大と雪祈のバンドに合流する。