2024年3月には、3つの人気店舗が同居する“公園の中の公園”のような複合型フードコート「メイジ パーク マーケット」がオープン。中央には食堂のようなパブリックスペースがあり、まるで公園のベンチに腰掛けるような感覚で、飲食や休憩のスペースとして使うことができる。
フードコートには、天然素材を用いたもちもち食感のサワードウブレッドなどが人気を集めるベーカリー「パークレット(Parklet)」と、そのカフェ「パークレット キオスク(Parklet Kiosk)」、バターミルクフライドチキン専門店「ベビージェイズ(Baby J’s)」の都内初店舗が同時開業予定だ。
さらに公園内には、米国ハワイ州で人気の自然派ビストロレストラン「ナチュール・ワイキキ(natuRe waikiki)」が「ナチュール トーキョー(natuRe tokyo)」として日本に初上陸。日本人女性シェフ小川苗の総監修のもと、コース料理やアラカルトメニューを、ナチュールワイン、日本酒やクラフトジンなどバリエーション豊かなドリンクと共に楽しめる。
ゴールドウイン(Goldwin)が手掛ける新業態のアウトドアアクティビティショップ「プレイアースパーク ワンダーストア(PLAY EARTH PARK WONDER STORE)都立明治公園」も見逃せない。「PLAY EARTH」のコンセプトのもと、大人から子どもまで楽しめる特別な店舗体験ができる、遊びの拠点となる空間を目指すショップとなっており、店舗限定アイテムも用意。
またザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)やニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)といったアウトドアブランドのキャンプギアや遊具の貸し出しを行う。
このほか、複数のサウナや水深約160cmの水風呂、フィットネススペースなどを設け、運動×リラクゼーションにより心身のリフレッシュを促す都市型スパ「トトパ(TOTOPA)」が誕生する。
なお、今回の再整備は、東京都として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用することによって実現した。東京建物、三井物産、日本工営、西武造園、読売広告社、日テレ アックスオンで構成される「Tokyo Legacy Parks」が事業者となり推進している。
※公募設置管理制度(Park-PFI)とは
都市公園において飲食店、売店等の公園利用者の利便性の向上に資する公園施設(公募対象公園施設)の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の園路、広場等の公園施設(特定公園施設)の整備等を一体的に行う民間事業者を公募により選定する制度。
都立代々木公園の再整備も実施される。東急不動産を中心とする事業者「代々木公園STAGES」により進められ、2024年3月より供用開始予定だ。
【詳細】
都立明治公園及び都立代々木公園 Park-PFI事業
■都立明治公園
供用開始日:2023年10月31日(火)
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町地内、渋谷区神宮前二丁目地内
アクセス:JR総武線「千駄ケ谷」駅下車徒歩10分、都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車徒歩9分
■詳細都立明治公園<店舗>※2024年1月31日(水)以降順次開業
A棟:<ベーカリー・カフェ>メイジ パーク マーケット ※2024年3月開業
営業時間:8:30~21:00※予定
A棟:<都市型スパ施設>TOTOPA 都立明治公園 ※2024年3月開業
営業時間:11:00~23:00
B棟:<スペシャルティ コーヒーストア>スターバックス コーヒー 都立明治公園店
営業時間:8:00~21:00
C棟:<アウトドアアクティビティショップ>プレイアースパーク ワンダーストア 都立明治公園開業
営業時間:10:00~19:00
D棟:<カフェレストラン>ブルー シックスコーヒー
営業時間:8:00~21:00
E棟:<レストラン>ネイチャー トウキョウ
営業時間:11:00~23:00※予定、オープン当初は異なる。
■都立代々木公園
供用開始予定:2024年3月