岩本ナオの漫画『金の国 水の国』がアニメ映画化。2023年1月27日(金)に公開される。
岩本ナオの漫画『金の国 水の国』は、「このマンガがすごい!」で2017年に1位(オンナ編)を獲得した人気作。人気の理由は、新感覚の読後感。「気分が晴れやかになる」「ストレスが洗い流されるよう」「癒されたい時に読み返す」といった口コミが口コミを呼び、単巻コミックスながら発行部数は40万部を超え、いまも部数を伸ばし続けている。また、岩本ナオが生み出す緻密な描き込みや、唯一無二の世界観も魅力となっている。
映画『金の国 水の国』の公開にあたり、原作者である漫画家・岩本ナオにインタビューを実施。『金の国 水の国』の制作秘話や映画化に対する想いから、自身の漫画人生、物語づくりへのこだわりまで、話を聞いた。映画鑑賞とあわせて、要チェックだ。
物語の舞台は、ある時代のどこかにある隣り合う仲の悪い2つの国。A国の姫・サーラとB国の青年・ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために“夫婦役”を演じているうちに恋に落ちる…というストーリーだ。国をも動かす禁断の恋、その先にある、誰も見たことのない奇跡とは―?
そんな漫画『金の国 水の国』が満を持してアニメ映画化。声優キャストとして、賀来賢人&浜辺美波が主演を務める。
■ナランバヤル...賀来賢人
豊かな水と緑に恵まれる“水の国・バイカリ”国随一の賢さを誇る建築士。口が達者なお調子者で猫にオドンチメグという名前をつけて大事にしている。ナランバヤルの属する金の国には深刻な水不足に陥っていた。
賀来は『ライオン・キング』のシンバ役、『きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』に続く3作目の声優挑戦。
■サーラ...浜辺美波
商業国家で水以外なんでも手に入る”金の国”アルハミト国の第93王女で食べることが大好き。おっとりした性格で人にも犬のルクマンにも怒れないくらい気がやさしい。アルハミトと、水の国・バイカリは100年断絶している敵国同士。しかも水を巡って両国は戦争寸前に…。両国の平和のため、ナランバヤルと“偽りの夫婦”を演じる。
浜辺が声優として参加するのは、『HELLO WORLD』『名探偵コナン 緋色の弾丸』に続く3作目。
■ナレーション...斉藤壮馬
ナレーションは、声優・シンガーソングライターとして活躍する斉藤壮馬が務める。
■サラディーン…神谷浩史
“金の国”の左大臣。お飾りの大臣と自称するが、国の真実に気づく冷静さを持ち合わせている。
■ライララ…沢城みゆき
レオポルディーネに仕えながら、“金の国”と“水の国”の未来のため暗躍。謎多いキャラだが、サーラとナランバヤルに「未来は2人にかかっている」とエールを送る。原作ファンの間でも人気が高いキャラクター。
■ジャウハラ…木村昴
“金の国”の強面の学者。ナランバヤルの立場を理解して協力する。