スタジオジブリ作品の世界観を再現したテーマパーク「ジブリパーク」が、愛知県の愛・地球博記念公園に誕生。2022年11月1日(火)に「どんどこ森」が開業する。
「ジブリパーク」は、国内外で多くの人に親しまれてきたスタジオジブリ作品の世界観を表現したテーマパーク。愛・地球博記念公園の未利用地や既存施設を再整備し、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」「どんどこ森」の5つのエリアを設ける。
本記事では、「どんどこ森」にフィーチャー。映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」など昭和の田園景観をイメージした「どんどこ森」には、「サツキとメイの家」の再現展示、トトロの木製遊具「どんどこ堂」、お土産を購入できる「どんどこ売店」、飲み物や飴などが並ぶ「どんどこ処」、どんどこ森の山頂と麓をつなぐスロープカー「どんどこ号」がある。なお、「どんどこ」とは、サツキやメイ、トトロがまいた種の発芽を願って踊る“どんどこ踊り”に由来している。
「サツキとメイの家」は、映画『となりのトトロ』の主人公姉妹が暮らす民家を再現した展示。2005年に開催された愛・地球博(愛知万博)のパビリオンとして建てられたものをリニューアルして公開する。
制作を担当したのは、監督・宮崎吾朗。『となりのトトロ』の設定に合わせて、昭和10年代や昭和30年代の建築様式を取り入れながら、“本物の家”を造った。家の中には、厨房からお風呂まで本物の家そっくりの空間が広がる。引き出しや扉の一部は自由に開けることが可能。サツキやメイの洋服も隠れているので、ぜひチェックしてみてほしい。
「サツキとメイの家」の裏山の山頂には、小学生以下の子どもたちが中に入って遊べるトトロの木製遊具「どんどこ堂」がある。高さは約5mで、愛知県産の杉やヒノキなどが使用されている。
また、「どんどこ堂」の近くには小さな売店「どんどこ売店」も。店頭には、『千と千尋の神隠し』の「カオナシ」「オオトリさま」、『もののけ姫』の「シシ神」、『となりのトトロ』の「トトロ」などをモチーフにしたお守り袋をはじめ、御朱印帳、鉛筆、絵馬風根付などが並ぶ。いずれも「ジブリの大倉庫」ではゲットできない「どんどこ売店」限定アイテムとなる。
<グッズ例>
「お守り袋」1,100円、「ご朱印帳」2,200円、「おもいでどんどこ堂」1,980円、「根付」1,320円、「絵馬風根付」1,320円
「どんどこ号」は、どんどこ森の山頂と麓をつなぐスロープカーだ。「サツキとメイの家」から「どんどこ堂」に行くには、「どんどこ号」か「散策路」を利用して。
「どんどこ森」でほっと一息つきたいときは、「どんどこ森」の入口に位置する瓦屋根が目印の休憩所「どんどこ処」を利用するのがオススメだ。