スタジオジブリ作品の世界観を再現したテーマパーク「ジブリパーク」が、愛知県の愛・地球博記念公園に誕生。2022年11月1日(火)に第1期開業、2023年11月1日(水)より順次第2期開業。2024年3月16日(土)の「魔女の谷」オープンをもって、5エリアすべてが揃う。
「ジプリパーク」では、国内外で多くの人に親しまれてきたスタジオジブリ作品の世界観を表現。愛・地球博記念公園の未利用地や既存施設を再整備し、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」「どんどこ森」の5つのエリアを設ける。「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」がまずは2022年11月1日(火)に開園を迎え、その後、2023年11月1日(水)に「もののけの里」、2024年3月16日(土)に「魔女の谷」が開園。
パーク内には大きなアトラクションや乗り物はなく、森や道をそのまま自分の足で歩き、スタジオジブリの世界観を体験することができる。
5つのエリアそれぞれにスタジオジブリの名作の世界観が再現されているので、まずは自分が好きな作品世界が体感できる場所を見つけて訪れたい。
■「青春の丘」→『耳をすませば』『猫の恩返し』
■「ジブリの大倉庫」→『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』など
■「もののけの里」→『もののけ姫』
■「魔女の谷」→『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』『アーヤと魔女』
■「どんどこ森」→『となりのトトロ』
【アクセス】
・「青春の丘」~「ジブリの大倉庫」:徒歩約5分、バス約6分
・「ジブリの大倉庫」~「どんどこ森」:徒歩約20分、バス約10分
※バス乗車人数は57名。
※バスの出発時間は時刻表を要確認。
ジブリパーク北入口側に位置する「青春の丘」は、来場者を迎え、“ジブリの世界”へと導いてくれる場所だ。その入口付近には、既存のエレベーター棟を映画『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』などのジブリ作品に代表される、19世紀末の空想科学的要素を採用した内外装へ改装し、メインゲートとしての象徴性を持たせる。
■映画『耳をすませば』の「地球屋」や映画で見た風景を再現
平成初めの住宅地を感じさせるような風景が「青春の丘」の最大の特徴。映画『耳をすませば』に登場する、月島雫が偶然たどりついたアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」を整備する。
建物は木造一部コンクリート造の3階建てで、1階には天沢聖司が見習いとしてバイオリン制作を学んでいた工房、2階にはアンティークの家具やからくり時計、猫の人形「バロン」、木馬などが置かれた部屋がある。
さらに、「地球屋」の外には、劇中に登場するロータリーをイメージした「ロータリー広場」がお目見え。電話ボックスや掲示板、天沢聖司の自転車などを設置して、作品世界を思う存分に味わえる空間を創出する。
■映画『猫の恩返し』の「猫の事務所」
「ロータリー広場」の一角に設置される、映画『猫の恩返し』の「猫の事務所」にも注目。“猫サイズ”で建てられた木造平屋の建物内には、バロンとムタのくつろぐ姿が。ミニチュアサイズで再現された家具や小物などにもぜひ着目してほしい。
<青春の丘 主な施設>
地球屋(延約300㎡/2階建・地下2階)、猫の事務所(約3㎡)、エレベーター塔(改修/約20㎡)、ロータリー広場等
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